防犯カメラ解析で浮上 認否は? 接点は? 女性医師殺害容疑で山形大生逮捕

2019/06/12 15:57 

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 山形県東根市の眼科医、矢口智恵美さん(50)が自宅マンションで殺害された事件で、県警は12日、山形市東原町、山形大生、加藤紘貴容疑者(23)を殺人と住居侵入の疑いで逮捕した。同大によると、加藤容疑者は人文学部4年。

 逮捕容疑は5月19日朝、東根市さくらんぼ駅前の矢口さんの自宅マンションに侵入し、矢口さんの頭部を鈍器で繰り返し殴打して頭蓋(ずがい)内損傷で殺害したとしている。県警は加藤容疑者の認否を明らかにしていない。

 県警によると、加藤容疑者と、矢口さんとの接点は確認されていない。加藤容疑者は防犯カメラの映像の解析で浮かんだという。

 県警によると、矢口さんの遺体は5月19日午後5時50分ごろ、矢口さんが住むマンションを訪れた弟が発見し、110番。矢口さんは同18日午後10時45分ごろ、院長を務めるクリニックの職員と電話で会話したことが確認されていた。

 山形大に入学した際、同じ学部のオリエンテーションで加藤容疑者に話しかけられたという男子大学生は取材に「社交的な印象。まじめそうな子だったので、非常にショッキングだ」と驚いていた。矢口さんのマンション近くに住む60代の女性は「捕まって良かった、安心した」と話した。【日高七海、田中理知】

 山形大は12日、小山清人学長名で、「誠に遺憾。亡くなられた被害者のご冥福をお祈りするとともに、ご心配をおかけした地域の皆様、関係の皆様方に深くおわび申し上げます」とするコメントを出した。

 加藤容疑者については「詳細を把握できておらず、事実関係を確認したうえで厳正に対処する」とした。

毎日新聞

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