成人式できず、1月に延期も 夏まつりも市長の出張も中止 台風10号接近で 広島

2019/08/14 10:19 

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 台風10号の接近を受け、14~15日に予定されていた行事の中止が相次いで決まるなど影響が広がっている。広島地方気象台によると、広島県内は15日未明に暴風域に入り、正午~午後6時に最接近する見込みという。県は雨が降り始める14日夜からの警戒を呼びかけている。【小山美砂、李英浩】

 ◇成人式を開けず

 三次、安芸高田の両市は、15日に行う予定だった成人式を、「参列者の安全を確保できない」などとして1月に延期すると発表した。庄原市と神石高原町は中止と発表し、「今後の開催については検討する」としている。

 3市は例年8月に成人式を開催しており、延期や中止になるのは初めてとみられるという。三次市は約400人が出席予定だったが来年1月4日に延期。約200人の参加が見込まれた安芸高田市は同月12日に開催する予定だ。

 ◇福山夏まつりも

 「福山祭委員会」は14、15日に予定されていた「福山夏まつり2019」を中止すると発表した。14日は福山市中心部で伝統の「二上(にあが)りおどり」などが披露され、15日には芦田川一帯で花火大会を開く予定だった。委員会によると、夏まつり全体が中止になるのは記録が残る1971年以降初めてという。

 ◇JR運休可能性

 JR西日本は14日夜以降、県内の在来線や山陽新幹線の運転を見合わせる可能性があるとして「旅行客は極力15日の利用計画を避けてほしい」と呼びかけている。

 また、広島市の松井一実市長は14日から予定していたポーランド出張を延期し、台風の接近に対処する。

毎日新聞

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