滋賀で新型コロナ6人目の陽性患者 海外旅行から帰国直後に発熱

2020/03/26 22:46 

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 滋賀県は26日、同県野洲市に住む60代の無職女性が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。ポルトガルとスペインを旅行して帰宅直後、発熱が1週間続き、26日に感染が確認された。県は同居する60代の男性会社員を濃厚接触者として、PCR検査を実施する。県内で感染が確認された人は6人となった。

 県によると、女性は濃厚接触者の男性と10日から、フランス・パリの空港を経由してポルトガル・リスボンとスペイン・バルセロナを旅行。17日に関西国際空港に帰国し、検疫では症状もなく平熱だったため、空港からJRで帰宅した。

 翌18日から37度台の発熱が続き、23日に野洲市内の医療機関を受診し、風邪と診断された。25日に38・0度まで熱が上がり、女性は帰国者・接触者相談センターの紹介で同県栗東市内の感染症指定医療機関を受診。PCR検査で26日に陽性と確認された。現在は入院中で、38度台の発熱が続いているが、肺炎の症状はないという。

 女性は帰国後、生活用品の買い物に出かけることはあったが、ほぼ自宅にいたという。ただ、濃厚接触者の男性は18日以降も出勤しており、県は男性の足取りを調べる。

 厚生労働省は21日午前0時以降、ヨーロッパ諸国から航空機で入国する場合、公共交通機関を使用せず、自宅などで14日間待機するよう求めている。ただ、女性らは17日に帰国しており、要請が始まる前だった。【菅健吾】

毎日新聞

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