読売記者が取材資料を一時紛失 大阪府警の広報文など6枚

2025/03/13 13:34 

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 読売新聞大阪本社は13日、同社社会部の記者が取材資料を一時紛失したと明らかにした。紛失したのは大阪府警が摘発した事件の広報文や大阪地検の事件資料などA4で計6枚。容疑者の氏名や生年月日、事件の内容などが記載されていた。

 同社によると、12日早朝に新聞を配達していた人が大阪市内の路上で折られた状態の資料を発見。通報を受けた警察官が回収したという。資料の一部に記者名が書かれており、府警から連絡を受けた同社が社内で調査。記者が10日夕に発見場所付近でタクシーに乗車していたことが分かった。資料をバッグに入れようとして誤って落とした可能性があるという。これまでに個人情報の流出は確認されていない。

 記者は警察からの連絡で紛失に気づいたといい、同社は12日に府警、地検、大阪地裁に謝罪した。

 同社法務・広報部は「関係者、関係機関の方々にご迷惑をおかけしたことをおわびします。取材資料の管理を改めて徹底し、再発防止に努めます」とコメントした。

毎日新聞

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