新東名で男性死亡 タイヤ確認中にひき逃げか 静岡・裾野

2025/11/01 17:34 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 1日午前8時ごろ、静岡県裾野市今里の新東名高速道路下り線で、「人が倒れている」と付近を通行した車から110番があった。倒れていたのは山梨県都留市のトラック運転手の男性(55)で、病院に搬送されたが全身を強く打っており死亡が確認された。県警高速隊は、現場の状況から男性は車にはねられたとみて、道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逃げた車の行方を捜査している。

 高速隊によると、近くの路肩に男性が運転していた大型トラックが停車していた。右後輪のタイヤの空気圧が下がっており、男性がタイヤの状態を確認する際などに被害に遭った可能性があるとみて調べている。

 現場は今里トンネルの入り口手前約300メートルの3車線道路。この事故で、同下り線は、御殿場ジャンクション―長泉沼津インターチェンジ間が午前8時過ぎから午後4時50分まで通行止めとなった。【照山哲史】

毎日新聞

社会

社会一覧>