Amazon倉庫の火災、消火活動続く 鎮火見通し立たず 大阪・茨木

2025/11/12 10:59 

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 大阪府茨木市にある大手通販サイト「アマゾン」の倉庫で起きた火災は、発生から丸1日が経過した12日午前10時半時点も消火活動が続いている。関係者によると、倉庫内では防火扉が作動し、火が燃え広がる危険性は低くなっているが、鎮火の見通しは立っていないという。

 火災は11日午前10時20分ごろ、「アマゾン茨木フルフィルメントセンター」で発生。4階建ての3階部分から出火したとみられる。出火当時は約370人が倉庫内にいたが、全員が避難して無事だった。

 アマゾンのホームページによると、センターは延べ床面積約6万4000平方メートルの国内有数の物流拠点で、2019年から本格稼働した。ロボットを活用して商品の仕分けや出荷作業をするなど最先端の仕組みを導入している。

 現場はJR京都線の総持寺駅から西に約1キロの物流倉庫などが建ち並ぶエリア。【大坪菜々美】

毎日新聞

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