PR会社社長「誤解を招いて深く反省」 兵庫県知事選問題巡り

2025/11/12 20:28 

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 昨秋の兵庫県知事選の選挙運動の報酬を兵庫県西宮市のPR会社に支払ったのは買収に当たるとして、公職選挙法違反の疑いで書類送検された斎藤元彦知事について、神戸地検は12日、不起訴処分(容疑不十分)とした。

 斎藤氏側から報酬を受け取ったとして公選法違反の被買収容疑で送検されていたPR会社の女性社長も不起訴とした。

 社長は12日夜、交流サイト(SNS)に自らのコメントを投稿した。「不正な対価の授受はもちろんのこと、いかなる不正行為の事実も断じてございませんが、私の発信により誤解を招いてしまったことを深く反省しております」と述べた。

 社長は2024年11月17日の知事選投開票直後、インターネットの投稿プラットフォーム「note」で、斎藤氏陣営の「広報全般を任せていただいた」と発信し、交流サイト(SNS)の運用戦略やコンテンツ企画についても「監修者として責任を持って行った」と書き込んでいた。【栗田亨】

毎日新聞

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