鳴門海峡の潮流で美味に 「淡路島3年とらふぐ」が出荷最盛期

2025/11/29 19:00 

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 兵庫県南あわじ市の特産「淡路島3年とらふぐ」の出荷が最盛期を迎えている。通常2年で出荷するものを1年長く育てるため、身がより引き締まるのが特徴で、生産者は「残暑が厳しく水温が下がるのが遅かったが、ここに来て一気に大きくなって例年通りに成長した」と話している。

 福良漁協(前田若男組合長)所属の業者らが市内の福良湾で30年前からトラフグの養殖を進めている。2024年には、農林水産物のブランドを守る農林水産省の地理的表示(GI)保護制度の対象になった。

 稚魚は波の穏やかな湾奥のいけすで育て、2年目から外海側に移す。鳴門海峡の激しい潮流にもまれることで筋肉質になり、うまみも凝縮されるという。重さは平均1・5キロ。

 26年3月末ごろまで島内の他、京阪神地域のホテル・旅館などに12万匹を出荷する予定。【入江直樹】

毎日新聞

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