「音色と美しさにこだわりたい」 涼を呼ぶ有田焼の風鈴作り進む

2026/06/09 16:14 

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 夏本番に向け、佐賀県有田町で有田焼の風鈴作りが進む。磁器独特の澄んだ音色で涼を届けようと各窯元は繁忙期を迎えている。

 有田焼は日本で最も古い歴史を持つ磁器。多くの窯元が食器を手掛ける中、町内で有田焼の小物とアクセサリーを専門とする「二宮閑山」では毎年、釣り鐘形、丸形など大小20種以上、約3000個の磁器製風鈴を製作・販売している。

 小さいため成形から焼成まで全工程で繊細さが求められる。3代目の二宮洋磁さん(54)、聖子さん夫妻を含む5人の職人が技術を受け継いできた。

 「音色と美しさにこだわりたい」と二宮さん。絵付け作業は藍色の顔料「呉須」や赤い絵の具を使い、花鳥柄などを筆で丁寧に描き込んでいた。【上入来尚】

毎日新聞

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