「全豪優勝からわずか16日後」大坂のコーチ解消 海外メディアに衝撃

2019/02/12 21:55 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 テニスの全豪オープンで女子シングルスを制し、4大大会2連勝を果たした世界ランキング1位の大坂なおみ(日清食品)が11日、サーシャ・バイン・コーチ(34)との契約を解消したと自身のツイッターで公表した。二人三脚で世界のトップに上り詰めた師弟は世界から注目され、海外メディアも「大坂が全豪優勝からわずか16日後のコーチ契約解消」などと驚きを持って伝えた。

 大坂はツイッターで「サーシャとは今後一緒に活動しない。彼に感謝しているし、今後の成功を祈っている」と明かした。バイン氏も「すごい道のりを歩んでこられた。君のチームに加えてくれてありがとう」と感謝の言葉をつづった。

 理由を明らかにしていないが、大坂から契約解消を求めたという。バイン氏がトップ選手の指導経験がないことも一因とされ、関係者は「世界1位になり、次のステージでさらに上を目指すため」と語った。今年に入り、両者の信頼関係が揺らいでいたという話もあり、大坂陣営は既に新たなコーチを模索していたという。

 昨季、大坂のコーチとなったドイツ人のバイン氏は大坂の精神面を改善させ、昨年3月の「BNPパリバ・オープン」では、ツアー初タイトルをもたらした。さらに、9月の全米オープンでは、4大大会のシングルスで日本勢初の頂点に導いた。女子ツアーを統括するWTAの初代年間最優秀コーチにも選ばれるなど、大坂の大躍進の原動力となっていた。

 2人の契約解消に海外のメディアも即座に反応。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「最近で最も成功していたパートナーとの関係を突然、終わらせた」と伝え、英BBC放送(電子版)は「半年前に大坂選手とは長期契約を交わしていると話していたが、理由は明らかになっていない」と疑問符を付けた。

 大坂の次戦は17日開幕のドバイ選手権の予定で、本人が何を語るかが注目される。【浅妻博之】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>