「温かく見守って」日本水連など記者会見、主な一問一答 池江選手・白血病公表

2019/02/12 22:16 

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 競泳女子のエース、池江璃花子選手(18)=ルネサンス=が12日、白血病と診断されたことを自身のツイッターで公表したことを受け、日本水泳連盟などが同日、東京都内で記者会見した。会見には連盟の上野広治副会長、三木二郎コーチと所属先のルネサンスの吉田正昭社長らが出席した。主なやりとりは次の通り。

 吉田 1月18日からゴールドコースト(オーストラリア)の合宿に参加した。練習中何度か体調不良を訴えたため、予定より2日早い2月8日に帰国した。帰国後に検査して病気が判明し、入院している。医師からは早期に発見できたと説明を受けている。今後の活動予定は、直近のコナミオープン(2月16、17日)、日本選手権(4月)は欠場する。(2020年の)東京五輪に間に合うか懸念があると思う。医師と相談の上、復帰時期は改めて報告する。

 三木 オーストラリア合宿では今まで見たことがないような肩で呼吸する場面があって、2月4日にゴールドコーストで血液検査、心電図検査を受けた。「早く帰国して再検査した方がいい」と説明を受け、8日に日本の病院で再検査し、白血病と診断された。本人のやる気、病気に立ち向かう姿勢には頭が下がる。ファンの皆さんには温かく見守っていただきたい。

 ――詳細な診断内容は。

 上野 白血病としか言えない。(急性かどうかなどは)もう少し時間がかかると思う。

 ――現地での様子は。

 三木 (合宿)2週目の後半くらいからしんどいような姿を見せ、肩で呼吸するような動作もあった。

 ――合宿より前に体の不調を感じたか。

 三木 オーストラリアに出発する前に大会があったが、あまりいい記録ではなかった。公私ともに疲れていた状況は見えていたので、疲れが取れれば調子が上がってくるのではと2人で話していた。オーストラリアは夏なので体も動く。しっかり体ができあがってくれば問題はないんじゃないかという話はしていた。

 ――本人とはどんな話を。

 三木 本当に前向きな姿勢で、立ち向かってかならず勝つという姿勢を見せている。

 ――白血病と診断された時の池江選手の様子は。

 上野 本人の大きな変化は感じられず、いつも通り、われわれに接してくれている。

 ――病気を発表する際、どのようなやりとりがあったか。

 上野 本人のコメントは彼女がつくったもの。これで判断していただければ。

 ――早期発見できたということについて。

 上野 今、聞いている状況では、通常の生活で発見できる状況でなかったと推測する。水泳をしていたことで感じた。

 ――東京五輪の代表選考。救済策は。

 上野 温かく見守るしかない。特別猶予は考えていない。来年の日本選手権のスタートラインに立てるか。立てれば、標準記録と順位が求められる。そのくらいの気持ちで病気とも闘ってほしい。

 ――どうサポートするか。

 三木 また新たな池江璃花子として、強くなって戻ってくると信じている。東京五輪へ向けて、可能性はまだゼロではない。いろいろな面で、精神面でケアできたらと思っている。

毎日新聞

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