高校野球秋季北海道 白樺学園の片山が完封 父の助言でフォームを修正

2019/10/10 18:39 

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 ◇高校野球秋季北海道大会 ▽準々決勝 ○白樺学園4―0東海大札幌●=10日・札幌麻生

 高校野球秋季北海道大会第5日は10日、札幌麻生、札幌円山の両球場で準々決勝4試合が行われ、4強が出そろった。白樺学園は東海大札幌に4―0で快勝した。

 前日とはまるで別人だ。9日の旭川実との2回戦では5回7失点と打ち込まれた白樺学園の右腕・片山楽生(らいく、2年)が東海大札幌を5安打完封した。

 最速142キロの直球は球威があり、制球力も抜群だった。象徴的だったのは、先頭に二塁打を許した六回、上位打線を迎えた場面だ。1番は高め直球で空振り三振。犠打で2死三塁になり、3番は低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。108球を投げて1死球、7奪三振。「みんなに『そろそろゼロで抑えろよ』と言われていた。やっと役に立てた」と公式戦初完封を喜んだ。

 前日の試合後、白樺学園野球部OBでもある父宣孝さん(42)から「左肩が上がり過ぎだ」とアドバイスされ、シャドーピッチングでフォームを修正したのが奏功した。投球の際に肩と地面が平行になるよう意識したことで、制球が低めに安定したという。

 元々投手だが、昨秋から一塁のレギュラーに定着したため、投手の練習を本格的に始めたのは新チームになってから。変化球も一から覚えたが、今では縦、横の2種類のスライダーやチェンジアップなど多彩な球種を持つ。6年ぶりの秋季北海道大会4強進出にも「優勝以外は負けと同じ。あと2回勝つ」。伸びしろ十分なエースは宣言した。【大東祐紀】

 札幌龍谷・寺西直貴監督 相手先発(変則右腕)は予想と違ったが、緩い球に泳がず、うまくタイミングを取れた。走塁面で采配ミスもあったが選手がよくカバーした。ナイスゲーム。

毎日新聞

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