ラグビーW杯 台風で2試合中止 順位確定に各チームの反応は?

2019/10/10 21:45 

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 台風の影響によるラグビーW杯1次リーグの試合中止の決定を受け、各チームの関係者からは「がっかりしているし、悔しい」「安全が重要」など、さまざまな声が聞かれた。

 イタリアはニュージーランドに勝てば、初めて決勝トーナメントに進む可能性があったが、戦わずして1次リーグ敗退が決まった。宿泊先の愛知県豊田市で記者会見したイタリアのオシェイ監督は「がっかりしているし、悔しい。サポーターの前で大会を終えられなかったのは残念。何回もニュージーランドの分析をして、最善を尽くすプランを立てていたのに」と述べた。

 パリセ主将は「難しい試合が予想されたが、(ニュージーランドに勝つ)可能性はあった。中止で可能性を失ってしまった」と無念の思いを口にした。さらに「台風は数日前から分かっていた。(代替会場での試合など)別のプランも用意すべきだったと思う」と運営への不満を語った。

 一方、千葉県浦安市内で会見したニュージーランドのリード主将は「選手はみんな試合をしたかった。ファンも見たかったと思うが、安全が重要」との考えを示した。ハンセン監督も「天候をコントロールすることはできない。安全が第一で、誰でもこの(中止する)判断になったと思う」と決断を尊重した。

 東京都内で取材に応じた前日本代表ヘッドコーチで、イングランドのジョーンズ監督は「しょうがない」と日本語で理解を示した後、「状況に応じて臨機応変に対応するしかない」と受け止めた。19日の準々決勝まで期間が空くため、急きょ11日から宮崎県で3日間の合宿をすると説明。「準備期間が与えられたことはありがたい。今は95%の状態。あと5%をこの期間で整え、準々決勝に全てを出し切りたい」と気持ちを切り替えていた。【三浦研吾、真下信幸、黒川優】

毎日新聞

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