ラグビーW杯 史上初の試合中止「リスクあまりに広範」

2019/10/10 21:58 

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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会を主催する国際統括団体ワールドラグビー(WR)と大会組織委員会は10日、台風19号の影響で12日に予定していた1次リーグB組のニュージーランド―イタリア(午後1時45分、愛知・豊田スタジアム)、C組のイングランド―フランス(午後5時15分、横浜・日産スタジアム)の2試合を中止すると発表した。観客の安全面などを考慮したもので、9回目となるラグビーW杯で試合中止は初めて。チケットは全額払い戻しされる。

 組織委によると、代替開催や順延も検討したが、選手の移動や宿泊の準備が困難などの理由で断念したという。WRのアラン・ギルピン最高執行責任者(COO)は「リスクがあまりに広範で、すべてのチームに平等に対応できず、観客の安全も確保できないと考えた」と説明した。

 日本と同じA組である12日のアイルランド―サモア(午後7時45分、福岡・レベルファイブスタジアム)は開催し、日本―スコットランド(午後7時45分、横浜・日産スタジアム)など13日の1次リーグ4試合は当日、実施の可否を判断する。

 大会規定により、中止の試合は引き分け扱いとなり、勝ち点2が両チームに与えられる。B組はニュージーランドが勝ち点16で1位となり、上位2チームによる決勝トーナメント(準々決勝)に進出。勝ち点15の南アフリカは2位で1次リーグを通過し、勝ち点12で3位のイタリアは敗退した。C組は既に決勝トーナメント進出を決めていたイングランドが勝ち点17で1位、フランスは勝ち点15で2位となった。【大谷津統一】

毎日新聞

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