必殺「前宙返り2回半2回ひねりえび型」不発 飛び込み三上6位

2021/05/04 20:05 

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 東京オリンピック最終予選を兼ねた飛び込みのワールドカップ(W杯)第4日は4日、五輪会場の東京アクアティクスセンターであり、女子板飛び込み決勝は三上紗也可(日体大)が307.20点で6位に入った。

 20歳の三上は準決勝まで封印していた必殺技を決勝で解禁した。世界のトップ選手しか飛べない高難度のひねり技を最終5回目でチャレンジ。ただ思うようにスコアは伸びず「(試合前から)もしかしたらメダルも取れるんじゃないかなと思い、緊張を生んでいた」と振り返った。

 持ち味の高さのある演技で4回目に72点のハイスコアをマーク。勢いに乗り「前宙返り2回半2回ひねりえび型」の演技につなげたが、課題の助走でミスが出た。弾力性のある板の先端部分で踏み切れず、入水姿勢が乱れて59.50点に終わって順位を上げきれなかった。

 2019年世界選手権では実力を出し切り5位と健闘したが、3位とは40点以上の差があった。表彰台を狙うには技の難度を上げる必要があり、持ち味の脚力を生かして習得に励んできた。「自信はあったが出来は40%。長所を生かし取り組んでいきたい」と三上。日本勢初の五輪メダル獲得に向けた挑戦は続く。【村上正】

毎日新聞

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