「賞はあまりもらったことが…」 パ月間MVP佐々木朗希の喜び
プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手(20)が3~4月のパ・リーグ月間最優秀選手(MVP)に選ばれた。4月10日のオリックス戦で史上16人目の完全試合を最年少で達成し、球史に名を刻む活躍を見せた佐々木朗は「中6日で投げたりし、昨年よりも成長したところを見せることができた。こういう結果を1年間通して出せたら」と喜びを語った。
「初めてなのですごくうれしい。チームメートに感謝しています。(MVPを取るとの考えは)全然なかったです」と率直な感想を語った佐々木朗。これまでの人生での受賞経験について問われると、「賞はあまりもらったことはないです。特に才能はなかったです」と答えて笑いを誘った。
満員のスタジアムでの登板、プロ初完投、完全試合――。今季はたくさんの「初めて」を味わっている。「完全試合とかは今後なかなかないと思うんですけど、たくさん試合で投げられて、(長い)イニングも投げられて、すごくいい1カ月だった」と充実感を持って振り返った。
佐々木朗はドラフト1位で2020年にロッテ入団。1年目は1軍に同行しながら体作りに励み、対外試合での登板は一度もなかった。2年目は先発登板と登録抹消を繰り返しながら登板間隔を十分にとり、プロ初勝利を含む3勝を挙げた。今年は満を持して先発ローテーションの一角を務め、「開幕からローテーションで投げるのも初めてで、ペースとか分からないことばかりだけど、その中で一生懸命やった中でこういう形で勝つことができたのでよかった」と語る。
今季3戦目の先発となった4月10日に完全試合を達成した後も中6日でマウンドに立ち、疲労回復のために一度は出場選手登録を外れたが、5月6日の復帰登板でも強力打線のソフトバンク相手に6回1失点と力投した。「年間を通して安定した成績を残したい」という佐々木朗は、6日までに6試合に先発して3勝0敗で、防御率(規定投球回数以上)はチームトップの1・50だ。
「先発として、チームが勝つために自分ができることを精いっぱいやりたい」。苦戦が続くロッテの浮上には、シーズンを通した佐々木朗の活躍が欠かせない。【円谷美晶】
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