「帰ってきてくれた」オリックス山本 8回無失点、エースがチーム救う

2022/05/14 20:09 

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 ◇○オリックス1―0ロッテ●(14日・京セラ)

 オリックスが接戦を制した。一回、福田、宗の連打と敵失で先制。先発・山本は8回無失点で4勝目を挙げた。

 オリックスの山本は八回のピンチを切り抜けると、ベンチへ引き揚げながら何度も手をたたいて喜んだ。新型コロナウイルスの感染拡大で苦しむチームを「スミ1」で勝たせる好投で連敗を2で止めた。

 八回、二塁打と四球などで1死一、三塁のピンチを背負った。ロッテの3番・佐藤都に対してボールが先行。「冷静に、とにかく低く投げよう」。打者有利のカウントで、打ち気を誘った。外寄りのカーブを引っかけさせ、中間守備を敷いていた二塁手の正面に注文通りの強いゴロで併殺。ヒットはもちろん、犠打飛も併殺崩れも許されない絶体絶命のピンチを切り抜け、雄たけびを上げた。

 前回登板の3日は自己ワーストの7失点。登板間隔を空けるため、4日に登録を抹消された。チームもコロナで主力が相次いで離脱し、7連敗と低迷。主軸の吉田正を欠き、打線はわずか2安打1得点と苦しんだが、中10日と万全なエースがチームを救った。

 昨季から続いた自身の連勝はストップしているが、これでリーグトップタイの4勝目。中嶋監督も「帰ってきてくれた」と胸をなで下ろした。チームを鼓舞するエースの投球を体現した118球だった。【潟見雄大】

毎日新聞

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