沖縄尚学が9年ぶりセンバツ勝利 大垣日大に競り勝つ

2023/03/18 19:34 

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 第95回記念選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕して1回戦が行われ、昨秋の九州大会王者の沖縄尚学が4―3で大垣日大(岐阜)に勝利した。沖縄尚学のセンバツ勝利は9年ぶり。甲子園での勝利は2021年夏以来となった。

 沖縄尚学は第7日(24日)の第1試合でクラーク記念国際(北海道)と対戦する。

 前回大会で昭和、平成、令和の「3元号甲子園勝利」を達成した78歳の大垣日大・阪口慶三監督は、甲子園通算40勝は持ち越しとなった。

 沖縄尚学が主砲の一振りで競り勝った。0―0の三回、3安打で2死満塁とし、4番・仲田が左中間席へ放り込んだ。先発の右腕・東恩納は失策が絡んで失点したが、集中力を切らさずに緩急を付けて完投した。大垣日大は四回に高橋、米津の連続安打などを足がかりに1点を返し、六回に1点差に迫ったが、一歩及ばなかった。

 ◇沖縄尚学・比嘉公也監督

 (満塁弾で)これ以上ない結果を出した4番の仕事に尽きる。(先発の)東恩納はボールがうわずりヒヤヒヤした。

 ◇大垣日大・阪口慶三監督

 めちゃくちゃ悔しい。うちのコンディションは良かったが、あの満塁ホームランが効いた。(相手の方が)パンチ力が上だった。選手をもっと大きくして夏に帰ってきたい。

毎日新聞

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