「阪急」さながらの躍動 令和の北陸ナイン、聖地に足跡 センバツ
◇センバツ第1日(18日)1回戦 ○高知4―1北陸(福井)●
プロ野球・阪急(現オリックス)のユニホームに「そっくりだ」と注目を集めた北陸。阪急が強かった昭和を知らない令和の球児たちが躍動した。
一回2死一、二塁の先制機で5番・平田海智が右前打を放つと、二塁走者の水野伸星は迷わず三塁を蹴って、ヘッドスライディングでホームイン。阪急は「世界の盗塁王」と呼ばれた福本豊さんを生んだが、水野も負けじと快足を見せた。「三塁コーチャーを信じて思い切り走った」と両手でガッツポーズを決めた。
守備でも好プレーが相次いだ。五回無死、中堅手の小南亮太は頭上を抜けそうな大飛球を背走しながらキャッチした。2死二塁となってからは、右翼手の水野が飛球の目測を誤ったものの、「高知には流れを渡さない。意地でも捕る」と後方に倒れ込みながらグラブにボールを収めた。
阪急に似たユニホームは、2019年9月に就任した林孝臣監督が20年春に変更した。林監督は就任前、母校の敦賀気比でコーチを務め、吉田正尚(米レッドソックス)や山崎颯一郎など、多くの選手をオリックスに送り出した。オリックスがレギュラーシーズンのイベントで着用した復刻ユニホームを「格好良い」とモデルにした。「ばれへんと思って変更したら、みんな知っていて。たくさん反響があって驚いています」と笑う。
阪急の本拠地・西宮球場があった場所は、阪神甲子園球場と同じ兵庫県西宮市内だ。34年ぶり出場の北陸の選手たちが、聖地に足跡を残した。林監督は「阪急はもっと強かったと思うが、そこに寄せていけるようにしたい」。かつて黄金時代を築いたパ・リーグの雄のように駆け上がりたい。【伝田賢史】
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