選手17人投入の作新学院 「全員で」2桁背番号が躍動 センバツ
◇センバツ第2日(19日)2回戦 ○作新学院(栃木)8―6大分商●
背番号など、ただの数字――。そう言わんばかりの選手起用を作新学院は見せた。1試合でベンチ入り18人のうち17人を投入し、2桁背番号の選手が躍動した。
二回1死二、三塁、背番号「15」の上野飛馬は直球が来ると読み、初球打ちを「決めていた」。狙い通りに外寄りの高め直球をコンパクトに打ち返すと、打球は左翼手の手前に落ちる先制の2点打になった。さらに2死後に四死球で満塁とし、背番号「13」の東海林智も右前へ2点打。序盤から一挙4点のビッグイニングを生み出した。
上野はフル出場して2安打3打点と活躍した。実はこれまで公式戦の出場はなく、3月上旬に選手変更届が提出されて急きょベンチ入りが決まった。上野は「レギュラーには負けない」と他の控え選手と言い合ってきたというが、いざスタメンに入ると「うれしかったけど、緊張していた」。しかし、「選ばれなかった人のためにも頑張らなきゃいけないぞと監督に言われていた」という。
では、難しい初戦で奇策とも思える采配を見せたのはなぜか。
小針崇宏監督は「チームのさらなるレベルアップのため、固定せずに調子のいい選手を使っていく、全員で行こうと臨んだ」と言い切る。昨秋の段階では各ポジションの1番手、2番手がはっきりしていたが、多くの控え選手が冬場に力をつけた。上野を筆頭に「伸びている時に使ってあげないといけないと思った」。大舞台の経験がさらなる成長を促すと信じた。
春夏合わせて3回目の頂点に立った2016年夏の甲子園では今井達也(西武)、入江大生(DeNA)らがいた。当時と違って誰もが注目する選手はいないが、小針監督は「攻守で選手の成長を感じた。全員で野球ができている」と手応えをにじませた。【森野俊】
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