絶景ビーチで4年ぶりトライアスロン 420人が競う 南紀白浜

2023/05/25 13:31 

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 第8回南紀白浜トライアスロン大会(実行委主催)が21日、白浜町内であり、全国から参加した420選手が51・5キロのコースで競った。新型コロナウイルスの影響で中止が続き、4年ぶりの開催。男子は和歌山市の井辺弘貴さん(28)が2時間4分41秒で6連覇、女子も同市の高橋真紀さん(31)が2時間20分0秒で3連覇した。

 選手らは白良浜海水浴場で1・5キロを泳いだ後、自転車で白良浜―旧南紀白浜空港間のコースを40キロ走り、最後は旧空港から白良浜を経て白浜会館までの10キロをランニングでフィニッシュした。沿道では町民や観光客が声援を送った。

 女子優勝の高橋さんは昨年の出産を経て出場。「正直きついかと思ったが、最後まで頑張ろうと走り切った。仕事と育児に専念するため、今回限りで競技は休止のつもりだったが、この達成感はトライアスロンでしか味わえない。もう一度考えてみます」と、長女を抱っこしながら喜びを語った。【竹内之浩】

毎日新聞

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