三菱重工West新人・鷲尾、圧巻の4安打完封 都市対抗近畿2次

2023/05/25 14:47 

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 第94回都市対抗野球大会の近畿2次予選は第4日の25日、大阪シティ信用金庫スタジアム(大阪市)で第1代表決定トーナメント2回戦があり、三菱重工Westが4―0で大阪ガスに快勝した。

 三菱重工Westの関大出の新人・鷲尾昂哉投手(23)が4安打完封した。今月1日のJABA京都大会の決勝に続き、大阪ガスを2試合連続で完封した。鷲尾投手の試合後のコメントは次の通り。

 ◇「これまでの試合よりハイになる」

 相手が早打ちしてくれてリズム良く投げられた。ゾーンで勝負し、早めに追い込んでフォークで打ち取ることができた。(直球は)前半、空振りを取れていたが、後半になって捉えられた。でも、しっかり粘ることができた。

 (都市対抗予選初のマウンドで)部署の方々も応援に来てくれたりして、これまでの試合よりもハイになる。でも関大時代は日本一の応援団の中でやってきたので、緊張はなかった。

 (フライアウトが多かったが)回転数があって打者の手元で伸びているのだと思う。大学時代もフライアウトを多く取っていた。自分の調子の指標だ。

 (社会人野球は)バッターのスイングや一発の怖さは大学と比べものにならない。(抑えられているのは)伸び、キレがあるストレートでファウルを取れているからだと思う。社会人では一本足で立つトレーニングを取り入れ、体幹を鍛えている。それで安定感が出てきたと思う。

毎日新聞

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