引退の日本ハム・鍵谷陽平が最終登板 無安打投球 会場から拍手

2024/09/25 22:04 

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 今季限りでの現役引退を表明したプロ野球・北海道日本ハムファイターズの鍵谷陽平投手が25日、エスコンフィールド北海道(北広島市)での楽天戦に先発し、最終登板に臨んだ。北海高のエースとして2008年夏に全国高校野球選手権に出場した七飯町出身の34歳に、温かい拍手と歓声が送られた。

 この日は最速147キロの直球で先頭打者を二ゴロ、2人目を遊直に仕留め、降板。花束を手に登場した新庄剛志監督やチームメートと抱き合った。

 試合後にセレモニーもあり、「ファイターズで引退を迎えられてうれしく思う。温かい応援と拍手をありがとうございました。力になりました」とあいさつした。

 鍵谷は中央大からドラフト3位で13年に日本ハムに入団した。主に救援で活躍し、16年にパ・リーグ優勝と日本一に貢献。19年にトレードで巨人に移籍したが、今季、古巣に復帰していた。通算420試合登板、25勝、7セーブ、84ホールド。【谷口拓未】

毎日新聞

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