フィギュア「りくりゅう」ら華麗に GPファイナル・エキシビション

2025/12/07 19:31 

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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル出場者らによるエキシビションが7日、名古屋市のIGアリーナであり、ペアで3大会ぶりの優勝を果たした「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)らが華麗な舞を披露した。

 大トリを務めた「りくりゅう」の2人は米人気歌手のジャスティン・ティンバーレイクさんの曲に乗りダイナミックなツイストリフトやデススパイラルを披露。エキシビション前には取材に応じ、「今シーズンやってきたことは間違ってなかったと再確認できた試合だった」などと振り返った。19日に開幕する全日本選手権までは拠点のカナダに戻らずに、国内で調整するという。

 女子で17歳ながら日本勢最上位の2位となった中井亜美選手(TOKIOインカラミ)は赤い衣装に身を包み、初々しさあふれる元気いっぱいの演技を見せた。3位の坂本花織選手(シスメックス)は村元哉中さん振り付けの「ポイズン」、5位の千葉百音選手(木下グループ)は「蝶々(ちょうちょう)夫人」を滑った。

 男子は2位の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)と3位の佐藤駿選手(エームサービス・明大)もそれぞれスピード感あふれるスケーティングで観客を魅了。フリーで史上初となる全6種類の4回転ジャンプを成功させたイリア・マリニン選手(米国)は豪快なバックフリップを跳んで演技を締めた。【倉沢仁志】

毎日新聞

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