中田カウス、上方漫才協会10周年に万感 突然の後継指名?に出演陣も驚き

2024/10/20 16:33 

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『上方漫才協会 十周年興行』公演後取材会に登場した中田カウス (C)ORICON NewS inc.

 中田カウスが20日、都内で開かれた『上方漫才協会 十周年興行』公演後の取材会に登場した。

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 同協会の会長を務めるカウスは「本当に早い10年でした」と一言。「コロナ禍を挟んで3年ちょっと。本当にコロナ禍でどうなるんやろうと。お客さん入れてはダメ、無観客でということで、配信という新しいやり方もわかったような気がするんですけど、次から次へと若い子が育ってきて、各ジャンル分野で活躍してくれているというのは、これ大変なことやなと…」としみじみ語った。

 取材会にはカウスの言葉通り、協会で研さんを積み今や人気芸人となったアインシュタイン、天才ピアニスト、コットン、霜降り明星、もりやすバンバンビガロも参加。後輩が見守る中で歩んできた10年を語り、締めの言葉を述べたかと思えば「次の会長は(河井)ゆずる君、よろしく…」と突然の後継指名。これには出演陣も「えー!ゆず兄?」と驚きの声を上げた。カウスは「初代チャンピオンやもん」とアインシュタインの功績に触れながら「『M-1』も獲ってない、『キングオブコント』も獲ってない。そんなことは関係なく、一番大事なのは舞台」と愛のあるメッセージを送った。

 アインシュタインの河井は「本当にこの賞を機に少しずついろんなお仕事いただけるようになった。感慨深いものももちろんあります」と語り、「いろんな後輩の子たちいますけども、ほんとに負けないよう頑張りたいという思い」と言葉に力を込めた。

 同協会は大阪のお笑い文化の継承と発展の為に設立され、舞台に立つ若手漫才師たちのサポートを行う。発足10周年を迎えることを記念した興行には過去に上方漫才協会大賞で大賞を受賞した、アインシュタイン、見取り図、ミキ、天才ピアニストのほか、文芸部門賞のコットン、特別賞の霜降り明星、劇場賞のもりやすバンバンビガロ、このほかタカアンドトシも出演した。
ORICON NEWS

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