AIユーミン「Yumi AraI」、声優初挑戦 人類を破滅に導くAI役で『火の鳥』出演

2026/04/06 16:00 

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松任谷由実のAI音声「Yumi AraI」、『火の鳥』人類を破滅に導くAI役で声優初挑戦

 歌手・松任谷由実のAI音声「Yumi AraI」が、22日より東京・Box1000にて上演される「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ、以下MoN Takanawa)」開館記念特別公演『MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥』の新たな声のキャストとして出演することが発表された。「火の鳥 未来編」に登場する人類を破滅に導く高性能コンピュータ「ハレルヤ」および「ダニューバー」の2役を演じ、初めて声優を務める。

【画像】近未来!『MANGALOGUE:火の鳥』ステージイメージ

 「マンガローグ」は、観客全員で一冊の物語に没入する新しいマンガ体験。マンガそのものを映し出す巨大LED、豪華キャストによる声、舞台をナビゲートする「ロボットアーム」、そして観客と一緒に物語を旅する「MANGALOGUER(マンガローガー)」たちとともに、マンガの世界を体感する。

 声の出演として、舞台をナビゲートするロボットアームの鉄腕アーム役に山寺宏一、火の鳥役に夏木マリ、マサト役に梶裕貴、ロック役に本郷奏多、猿田博士役に古田新太、タマミ役にあのが出演。そして今回発表されたYumi AraIが演じるハレルヤ/ダニューバーは、世界を戦争に導くAIだ。

観客と一緒に物語を旅する「MANGALOGUER(マンガローガー)」役として、ステージには又吉直樹、寺脇康文、花總まり、古川雄大、小森隼(GENERATIONS)、新内眞衣、千葉一磨が出演する。

 AI音声「Yumi AraI」は、松任谷のデビューから現在までのヴォーカルデータを、AI 音声合成ソフトウェア“Synthesizer V”にラーニングさせ、新たに“Yumi AraI”として歌唱を可能にしたプロジェクト名。最新アルバム“Wormhole / Yumi AraI”で初めて使用され話題となった。アルバムでは生の松任谷の歌声とのコラージュだが、今回は“Synthesizer V”のみを使用した声優としての出演で、史上初の試みとなる。

 「火の鳥 未来編」で描かれる西暦3404年の世界が、2026年に生きる私たちの物語と共鳴する今、「Yumi AraI」が物語に参加することは、私たちがこの時代をどう生きていくのかに対して、普遍的なメッセージを問いかける。

 なお、「Yumi AraI」が歌手としてではなく、「声優」として作品に登場するのは、今回が初めて。時空を超えた伝説の歌声が、今度は“語り部”として、手塚治虫が描いた壮大な物語と融合し、これまでにないマンガ体験を創出する。

 『MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥』は、50年前マンガの神様・手塚治虫が予言し創造した世界「火の鳥 未来編」が、2026年、最先端のライブ空間MoN Takanawaで、新たに着彩された原稿、豪華キャストたちとともに、最新のイマーシブ・物語体験としてよみがえる。

「火の鳥 未来編」は、全12篇から構成される『火の鳥』シリーズの一編。シリーズの中でも最も先の時代となる、西暦3404年以降の世界を舞台としている。本作は1967年に発表され、地球環境の荒廃や人類社会の変質、人工生命の研究などを背景に物語が展開される。作中では、AIやクローン技術を想起させる要素が描かれており、当時の科学観や未来像が反映されている。過去から未来へと連なる『火の鳥』全体の構成の中で、「未来編」は人類の行き着く先を描くエピソードとして位置づけられており、その影響は世代や国境を越え、現在のマンガ・アニメーション、さらには映像表現全体にも及んでいる。
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