石橋静河、磯崎新設計の奈義町現代美術館を巡る 映画『ナギダイアリー』本編映像

2026/09/19 18:10 

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映画『ナギダイアリー』(9月25日公開)場面写真(C) 2026 ナギダイアリー・パートナーズ(スターサンズ/八朔ラボ/ワンダーストラック) / Survivance / Momo Film Co.

 深田晃司監督の映画『ナギダイアリー』(9月25日公開)から、石橋静河演じる友梨が、世界的建築家・磯崎新が設計した岡山県の奈義町現代美術館を巡る本編映像が公開された。

【動画】奈義町現代美術館を巡る本編映像

 本作は、自然豊かな町「ナギ」で生きる彫刻家の寄子(松たか子)と、東京で暮らす建築家の友梨が過ごす、かけがえのない9日間の再会を描く物語。深田監督がオリジナル脚本を執筆し、9年をかけて完成させた。

 物語の舞台「ナギ」のモデルとなった岡山県奈義町。映画の企画が生まれる大きなきっかけとなったのが、町を象徴する奈義町現代美術館(通称・NagiMOCA)との出会いだった。

 2016年、当時奈義町の「教育・文化のまちづくり監」を務めていた劇作家の平田オリザから、同美術館を舞台に代表作『東京ノート』を映画化してはどうかと提案された深田監督。実際に町を訪れ、2019年に“建築界のノーベル賞”とも称されるプリツカー賞を受賞した磯崎が手がけた建築空間や、作品と建物が一体となった展示室に触れ、創作意欲をかき立てられたという。

 館内には、荒川修作+マドリン・ギンズによる展示室「太陽」《遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体》、岡崎和郎による展示室「月」《HISASHI-補遺するもの》、宮脇愛子による展示室「大地」《うつろひ-a moment of movement》が設けられている。

 奈義町の風景や文化にも触れた深田監督は、「せっかくのこの土地なのに、東京を舞台にした映画をつくるのはもったいない。奈義町を舞台に、この地方の町にこそ光を当てるべきではないか」と考え、『東京ノート』に着想を得たオリジナル作品として企画を始動させた。

 奈義町現代美術館は、アート作品と建物を一体化させた公共建築として世界で初めての美術館とされ、劇中でも寄子が暮らす「ナギ」を象徴する場所として登場する。

 公開された映像では、ナギで暮らす好浩(松山ケンイチ)の息子・春樹(川口和空)が、東京から訪れた友梨を館内へ案内。友梨が独創的な空間を前に、思わず息をのむ姿が収められている。

 場面写真には、展示室「大地」で《うつろひ-a moment of movement》を見つめる友梨と春樹の姿や、傾斜した空間が特徴的な展示室「太陽」を鑑賞しながら、春樹の話に耳を傾ける友梨の姿が収められている。美術館を巡り、言葉を交わすなかで、2人が少しずつ距離を縮めていく様子が切り取られている。


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