日本航空石川と敦賀気比が決勝へ 高校野球秋季北信越大会

2024/10/20 15:44 

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 高校野球の秋季北信越大会は20日、石川県立野球場で準決勝2試合があった。日本航空石川(石川3位)は右腕・蜂谷逞生(たくま)が高岡第一(富山3位)を4安打完封し、7―0でコールド勝ち。敦賀気比(福井1位)は小松工(石川2位)に9―4で勝利した。決勝は21日午前10時から同球場で行われる。

 秋季大会の結果は来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料になる。北信越地区の一般選考枠は2。【下河辺果歩】

 ◇日本航空石川・中村隆監督

 何が何でも先制点をと思っていた。先頭打者が出てしっかり送って、ジワジワと相手が嫌がるような攻め方ができた。

 <蜂谷逞生投手が4安打完封>

 今日の投球が北信越大会の3試合の中で一番良かった。制球に苦しむ試合が多かったが、今日はストライク先行で安心して見ることができた。

 <石川3位から決勝進出を決めた>

 新チームになり選手がほとんど入れ替わった代だったので、チームの完成度に不安もあったが、試合を重ねるごとに成長が見える。

 ◇敦賀気比・小林拓斗捕手

 <3安打3打点の活躍>

 低い打球を意識して、それが形になってきている。決勝でも変えることなくいきたい。打った球種は、基本的にスライダー。

 <リードで心掛けていることは>

 できるだけ早く2ストライクに追い込み、リズムのいい投球をさせること。

 <決勝に向けて>

 今日の結果に満足することなく、次の試合ではもっと(安打の)確率を上げられるようにしたい。

毎日新聞

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