ジーコ氏、25年に催し 被爆80年・広島で 「サッカー通じ平和を」

2024/11/28 13:00 

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 ◇息子・ジュニオール氏と来県 慰霊碑に献花

 サッカーの元ブラジル代表で、日本代表監督を務めたジーコ氏と息子のジュニオール氏が27日、広島市南区のフットサルドームPIVOX広島でトークセッションに参加した。2025年7月、エディオンピースウイング広島(同市中区)で国際チャリティーマッチが開催されると公表され、ジーコ氏は「サッカーを通じて平和のメッセージを発信していきたい」と語った。

 ジーコ氏とジュニオール氏は、サッカーを通じて世界平和を呼びかけるチャリティーイベントを2004年から毎年、ブラジルで開いてきた。来年は被爆80年となるため、メッセージをより広く発信するため広島市で開催すると決めた。チャリティーマッチには、元ブラジル代表のロナウジーニョ氏らが参加する予定。

 ジーコ氏はこの日、広島市の原爆資料館を見学し、平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑に献花した。また、小学生を対象にしたサッカー教室にも参加した。【井村陸】

毎日新聞

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