『ゴールデンカムイ』萩原聖人演じる辺見が「原作そのまま過ぎる!」とすでに話題 第2話「ニシ…

2024/10/13 10:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

辺見和雄(萩原聖人)、杉元佐一(山崎賢人※崎=たつさき)=『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』第2話より(C)野田サトル/集英社 (C)2024 WOWOW

 野田サトル氏の同名漫画を俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)主演で実写化した映画『ゴールデンカムイ』の続きを描く『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』(毎週日曜 後10:00、全9話)。今夜(13日)よりWOWOWで独占放送・配信される、第2話「ニシン漁と殺人鬼」では、予告映像が流れてからすでに「原作そのまま過ぎる!」と話題の辺見和雄(萩原聖人)が登場。あらすじと見どころを紹介する。

【画像】第2話よりそのほかの場面写真

 本作は、明治末期の北海道を舞台に描く、アイヌの埋蔵金を巡るミステリーであり、魅力的なキャラクターたちが相まみえる冒険活劇。日露戦争を生き残り「不死身の杉元」と呼ばれた杉元(山崎)は、アイヌの少女・アシリパ(※リ=小文字/山田杏奈)、網走監獄からの脱獄囚・白石(矢本悠馬)とともに、金塊の在処を示す暗号の刺青を掘られた脱獄囚たちを探し始める。

 第1話(WOWOWオンデマンド、WOWOW公式YouTubeアカウントにて無料配信中※2025年1月13日午後5時まで)で、“悪夢の熊撃ち”の異名をとる二瓶鉄造(藤本隆宏)の刺青人皮を手に入れた杉元たちは、次なる刺青囚人の情報を頼りに、小樽のニシン漁場へ向かう。

 漁場にたどり着くと、杉元・アシリパは、白石と二手に分かれて囚人を捜し始める。聞き込みの最中、沖合で海に落ちてしまった漁師を見つけた杉元は一目散に助けようとする。その漁師こそが捜し求めていた男だとは思いも寄らず……。土方(舘ひろし)もまた、刺青を集める画策をしていた。

■煌きらめく死に際を求める男・辺見和雄(萩原聖人)登場

 原作ファンからの人気も高い辺見和雄。第1話放送終了後、Xでは「辺見ちゃん」が早くもトレンド入り。予告映像を見たファンからすでに「予告の時点ですでに最高」「萩原さんの(演じる)辺見ちゃん、原作そのまま過ぎる!」など、原作の再現度に驚きの声が上がっている。

 白石がもたらした刺青囚人の情報をもとに小樽のニシン漁場に向かった杉元たちは、ニシン漁のために雇われて働く“ヤン衆”のひとりである彼と出会う。一見、人当たりが良い辺見だが、実は命を煌めかせて死にたいという独特の願望を持っていて…。なぜ彼はそのような願望を抱き、規格外の暴走を見せるようになったのか。

 くせ者ぞろいの中でひときわ煌めきを放つ辺見という男を体現する、萩原の体当たりの演技は必見。杉元と辺見の攻防、怒とうのクライマックスは見逃せない。

■明治期のニシン漁場や小樽の町並みの再現度の高さにも注目

 当時の写真や映像、証言をもとに、ニシン漁場の雰囲気を忠実に再現。漁に使う木船やニシンを運ぶモッコ(木製の背負い箱)といった道具をはじめ、身欠きニシンや粕玉(ニシンの油を絞ったカスを固めたもの)も、すべてスタッフによる手作り。また、オープンセットで撮影された小樽の町並みも、建物の外観に手の込んだ装飾を加えて時代感を演出している。スタッフ入魂の美術にも注目だ。

■第2話のエンディングテーマは、[Alexandros]「ユリウス」

 ドラマ版『ゴールデンカムイ』では各話でエンディングテーマを担当するアーティストや楽曲が変わる。第2話は、[Alexandros]の新曲「ユリウス」。2010年にインディーズデビュー、15年にシングル「ワタリドリ/Dracula La」でメジャーデビューを果たし、瞬く間にその名をとどろかせた[Alexandros]。「ユリウス」について川上洋平(Vo&G)は、「ありとあらゆる鬱憤を晴らすようなロックソングがやっと完成しました」、磯部寛之(B&Cho)は、「『ゴールデンカムイ』は、一見シンプルな目的の中に交錯していくさまざまな過去や思惑がスリリングでカッコ良くて魅了されます。そんな作品のエンディングを担えて光栄です」とコメントしている。どのように物語を盛り上げてくれるか楽しみだ。
ORICON NEWS

エンタメ