梶裕貴、新人時代の“失敗談”を告白 大先輩・大塚明夫のフォローに感謝「いい声でした」

2024/11/21 18:17 

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新人時代の“失敗談”を告白した梶裕貴 (C)ORICON NewS inc.

 公開中の映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』吹替声優登壇イベントが21日、都内で開かれ、吹替声優を務めた武内駿輔(27)、沢海陽子(62)、宮野真守(41)、梶裕貴(39)が登壇した。

【写真】仲良くカメラに笑顔を向ける梶裕貴&宮野真守

 同映画で極悪非道な双子皇帝のカラカラ帝を演じたことにちなみ、悪いエピソードを聞かれた梶は、新人声優の時代のエピソードを披露した。「新人ってアフレコの時、端っこに座るんですよ。マイクの真横に来るもんですから、ちょっとでもお腹が鳴ると、ノイズが入ってリテイクみたくなってしまうんですけど、その時、大先輩の方がいらっしゃいまして。『おい、今、腹が鳴ったのは誰だ』って言われまして」とアフレコ中にお腹を鳴らして先輩声優から怒られたことを回想した。

 「誰ですか?」と周囲の関心に対し、同映画で主人公・ルシアスの才能を見抜き、利用し、帝国での地位を狙う謎の奴隷商人・マクリヌス(デンゼル・ワシントン)を演じた大塚明夫であることを明かした。実際には怒られたのではなく、「すみません、僕ですって、名乗り出たら、『そういうことあるよな』って、あえて、いじってくださって、その現場を和やかにしてくださった」とフォローされたことを振り返った。

 「生理現象なんで、どうしようもなくて、緊張もあったんですけど、ちょっと申し訳なかった」と反省。そして、「でもね、怒る声もやっぱいい声です」と付け加えていた。

 『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は、「第73回アカデミー賞」で作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした、リドリー・スコット監督のフィルモグラフィを代表する伝説の名作『グラディエーター』の十数年後を描く新たな物語。

 将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻によって愛する妻を殺された主人公・ルシアス(ポール・メスカル)は、復讐心を胸にコロセウム(円形闘技場)での闘いに身を投じ、次第にローマとローマ市民を自由へ導くという大義を抱き始め、群衆を巻き込みながら英雄となっていく。

 武内は、復讐を誓う剣闘士「グラディエーター」として激しい闘いに身を投じていく若き主人公ルシアス(ポール・メスカル)を演じる。沢海は、ルシアスの母でありローマ帝国の未来を憂えるルッシラ(コニー・ニールセン)を1 作目から続投。極悪非道でクレイジーな双子皇帝のゲタ帝(ジョセフ・クイン)を宮野が、カラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)を梶裕貴が熱演する。
ORICON NEWS

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