松尾駿「真実はひとつ、膝はふたつ!」 劇場版『僕とロボコ』イベントで名セリフ?さく裂

2025/04/07 14:58 

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劇場版『僕とロボコ』公開直前イベントの模様

 劇場版『僕とロボコ』の公開を間近に控えた6日、東京・渋谷ストリーム稲荷橋広場で「春の膝祭り」と題した公開直前イベントが行われ、主人公・ロボコ役の松尾駿(チョコレートプラネット)をはじめ、津田美波(ボンド役)、置鮎龍太郎(ガチゴリラ役)、上坂すみれ(ラブコメ世界線のロボコ役)ら主要キャストが登壇。さらに、『僕とロボコ』の世界線を乗っ取ろうとする芸人軍団として、青木マッチョ、高木ひとみ○(ぽんぽこ)、TOKYO COOL(カンカン&前すすむ)も乱入し、声優陣VS芸人チームのゲーム対決が繰り広げられた。

【写真】多数の”ロボコ”がズラリ!イベントの模様

 レッドカーペットが敷かれた会場にキャスト陣が登場すると、通路脇に詰めかけたファンから拍手と歓声が沸き起こる。ロボコ衣装を身にまとった松尾は「映画がついに完成しました!ありがとうございます。『劇場版公開直前イベント~春の膝祭り~』開幕!」と宣言し、スカートをまくって“祝 映画完成”と書かれたパンツを披露するというインパクトのあるスタートを切った。

 レッドカーペットを歩いた感想について、松尾は「主演でレッドカーペットを歩くことなんて、たぶんこれが最初で最後。もうちょっとゆっくり歩きたいくらい、気持ちよかった」と笑顔。津田も「意外と短いなと(笑)」と返し、松尾が「カーペットというよりラグかな(笑)」とうなずく場面も。

 映画の公開に向け、松尾は「いよいよだなという気持ち。興行収入200億円を目指してやってます」と意気込むが、その直後に飛行機のエンジン音が響き「言ったとたんに飛行機が…」と苦笑いし、会場を沸かせた。

 短尺のTVシリーズ収録時のエピソードについて、置鮎は「3分の中にものすごい熱量が詰め込まれていて、松尾さんと津田さんは特に大変だったと思う」と語り、松尾は「スピード感がすごくて、1回収録が終わるごと“膝”から崩れ落ちるくらい疲れた」と振り返った。声優としての経験が浅かった松尾は、津田からのアドバイスに支えられたことを明かし「師匠にいろいろ教わって、すごく助かりました」と感謝を述べた。

 上坂はロボコ役のオーディションに参加していたことを明かし、「(ロボコの声の)イメージがわかなくて、どんな声をあてようか悩んだ」と振り返る。そして、最終的に松尾のロボコが選ばれたことについて「ピッタリで素晴らしかった。私が受かるわけないじゃんって思った」と賛辞を送り、松尾も「受け入れてもらえるのか不安だったので、そう言ってもらえると嬉しい」と安堵の表情を見せた。

 劇場版では、ロボコの様々な“世界線”が登場。田中真弓、野沢雅子、千葉繁ら伝説級の声優陣も参加しており、津田は「ツッコミが追いつかないくらい緩急が大変だった」と語る。置鮎は「仮の映像を見た時、『これ、ルフィじゃない?』って思ったら本当に真弓さんだった(笑)」と驚きを告白。上坂も「大御所のオーラがすごすぎて、ラブコメの世界線は私でいいのか不安になった」と語った。

 イベントでは、乗っ取り芸人軍団との3番勝負が実施。川柳対決では松尾が「顔かわいい でもやっぱり ひざかわいい」と披露し、上坂はルールを無視して“ご主人さま~”と自由な一句を詠んで会場を魅了。続くジェスチャーゲームでは、出演者たちがゾンビやミュージカルなどの世界線のロボコを体当たりで表現し、笑いを誘った。

 最後の「破天荒アフレコチャレンジ」では、TOKYO COOLのネタとかぶったことに焦る松尾が、UFOをピップエレキバンに見立てる機転で勝利を収め、無事に新予告編が上映された。

 イベントの締めくくりに、松尾は「名探偵の映画もありますけど、これを覚えて帰ってください。『真実はいつもひとつ! 膝はいつもふたつ!』」と名セリフをもじって笑わせ、本作を熱くアピールして幕を閉じた。


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