認知症公表の橋幸夫「一過性脳虚血発作」と診断で入院 3、4日の公演は出演見合わせ

2025/06/02 17:24 

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橋幸夫 (C)ORICON NewS inc.

 アルツハイマー型認知症であることを公表した歌手の橋幸夫(82)が先月末、自宅から緊急搬送され、検査入院していることが、わかった。2日、所属する夢グループがORICON NEWSの取材に答えた。

【写真】深々と…夢グループ社長とともに謝罪した橋幸夫

 夢グループは取材に、「一過性脳虚血発作と診断され、検査入院しております」とコメント。6月3、4日に出演を予定していた茨城、東京、神奈川でのコンサート4公演は休演するという。

 橋は1943(昭和18)年5月3日生まれ。中学2年から作曲家・遠藤実さんに師事し、高校2年の1960年、「潮来笠」でデビュー。舟木一夫、西郷輝彦さんとともに“御三家”と呼ばれて絶大な人気を誇った。1962年には吉永小百合とデュエットした「いつでも夢を」で第4回日本レコード大賞を受賞。NHK紅白歌合戦にはデビューした年から17年連続19回出場した。モンゴル親善大使や各地の観光大使、介助犬サポート大使など多岐にわたる活動のほか、認知症の実母の介護生活を綴った『お母さんは宇宙人』など多数の著書を出版。2020年7月にデビュー60周年を迎えた。

 自身80歳の誕生日となる2021年5月3日に歌手活動を引退。しかし24年4月15日に歌手として復帰することを発表していた。また5月20日には、アルツハイマー型認知症を患っていることを公表した上で、歌手活動は継続すること伝えていた。
ORICON NEWS

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