『R-1』最年少王者・友田オレ、優勝後の多忙で「実感が沸かなくて…」 こっちのけんとも共感…

『R-1王者友田オレ特番 歌い続けて42年 風間和彦1時間SP』で共演する(左から)こっちのけんと、友田オレ (C)ORICON NewS inc.

【写真】共演がかない…互いに共鳴した友田オレ&こっちのけんと
■相思相愛の2人の共通点は中毒性? 「辛い食べ物節」のパワーに「感慨深い」
――風間で特番というところも、なかなかぶっ飛んでるなと思ったのですが、どういう経緯で決まったのでしょうか?
【友田オレ】
『R-1』で優勝したことで、3分から4分のネタの中でのキャラクターを、特番として1時間に広げることができるっていう、その選択肢があった時に「なんか面白そうだな」と。自分の思いつきで作ったネタを、こうやっていろんな人の力を借りて、さらに深掘りしていく…というのは、すごく面白いことだなと思って「ぜひお願いします!」とお願いしました。
――今回の特番の流れを拝見していくと、まさにキャラクターが広がっていく様子が見て取れますが、ご自身の中ではいかがでしたか?
【友田】
今回「風間が住んでる家」に行くということもやったのですが、いろんな方が「こんな感じのところに住んでいるんじゃないか」と見つけてくださって(笑)。
【こっちのけんと】
「自宅訪問」と書いてあったのは、風間の家の自宅訪問だったんですね(笑)。
【友田】
ディテールもすごく細かいし、自分ひとりでは絶対できないと思うので、そこはすごく感謝しています。
――今回のコラボは、相思相愛ということで、まずは友田さんがオファーを出したら、こっちのけんとさんも実は友田さんのファンだったということだったと伺いました。
【友田】
「はいよろこんで」は、もちろんずっと知っていたんですけど。(2024年発売の)「もういいよ」を知って、めっちゃ聴いていたんですよ。
【こっちのけんと】
僕の方も、友田さんのネタをめっちゃ見ていて、あまりに見すぎているので、妻から「何見てるの?」って毎回言われてます(笑)。
――友田さんのネタに、中毒性みたいなものを感じ取ったということでしょうか?
【こっちのけんと】
そうなんですよ!中毒性という意味では、こっちのけんととも似通ったところがあるのかなと。(友田のネタは)リズムネタ、歌ネタというより、なんか偶然リズムがついてる、メロディーがついてるだけのトークみたいなのを聞いている感覚があって。そこをけっこう僕も意識しているので。「今から面白いこと言うぞ!」という感じがあんまないのに、ちゃんと面白く殴られる感じがあるから、それがめっちゃ好きなんです。何回見てもちゃんと笑えるけど、忘れちゃって。どんどんメロディーが面白くなっていく感覚がありますね。
【友田】
いやーうれしいですね。僕も「なじみやすいけど、よくよく聞いたら中身もしっかり楽しめるようになっている」ところは割と意識しています。こっちのけんとさんのことを、CMで知ったのですが、曲のタイトルを知らない状態から知って。「なんだ、このサビのキャッチーさは」というところから入るので。だからちょっと似ているかもしれないです。
【こっちのけんと】
「ないないなないなない音頭」もそうですけど、みんなで言いたくなるけど、言わずに聞きたくもなるというか。ちゃんと笑うためにも、どっちも楽しめる感じがあって好きなんですよね。
――風間和彦の「辛い食べ物節」で、本当のメジャーデビューも決まりました。
【友田】
感慨深いですね。幼なじみで、今は音楽をやっている子と、一緒に曲を作っていて。本当に小さい部屋で作っていた曲が、まさかこうやって優勝につながって、この特番までやらせてもらえると、そこまでつながったことを考えると、本当に感慨深いです。
――デビューしたということは、それこそもしかしたら大みそかもあるのかもしれないですよね?
【こっちのけんと】
「辛い食べ物節」がめちゃくちゃ売れた後に2曲目も出すみたいになったら、もう爆笑します(笑)。
【友田】
どう転んでも面白いですよね(笑)。「辛い食べ物節」のハワイアンアレンジバージョンとかになっても「まだそれで行くんだ」というのもありますし(笑)。
■友田オレが勇気づけられた野田クリスタルの言葉 こっちのけんと「素の部分は変わってない」
――こうやって話を伺っていると、お2人がすごく共鳴されているイメージがありますが、今後コラボなんかは…?
【友田】
もし、できたらめっちゃいいですね!フレーズの部分で考えると漫才(のネタ)がちょっと、もしかしたら通ずるところあるのかなって。キャッチーなフレーズをループするところとか。
【こっちのけんと】
ホントだ!めっちゃ似てるかもしれないですね。コラボももちろんうれしいですけど、例えばガッツリコラボはせず、お互いこっそりエッセンスだけパクり合って、そこから「パクリ疑惑」とかで騒ぎになったりするのも、いいですよね(笑)。そもそも、友田さん、23歳ですよね?いやーもう若すぎて…!僕は、今年29になる年なんですけど。(友田が)面白すぎてあんま年齢とかを気にしてなくて、きょう共演するにあたって、改めていろいろ調べたら、そんな若かったんだと。そんな若いのに、風間みたいなキャラクターを選んでいるのが変すぎて(笑)。それもめっちゃ好きなので、これからもこっそり応援させていただきたいなと。
――『R-1』優勝から多忙な日々だと思いますが、改めて、優勝からここまでの生活はいかがでしょう?
【友田】
一息つく間もなく、ここまで来てしまって、まだ優勝したってことは全然かみしめることができていないです。先日、野田クリスタルさんにお話を伺ったのですが。野田さんは『R-1』も『M-1』も取っていらっしゃるんですけど、野田さんに「実感が沸かなくて、なんか感動とかもする暇もない」みたいな相談をしたんです。そうしたら、野田さんが「オレもそうだ」とおっしゃっていたので、案外実感って沸かないものなのかなと。だからこそ、淡々と、お仕事をやっていくのがいいのかなと最近は思っています。
【こっちのけんと】
僕もめっちゃ似ています!それこそ、紅白歌合戦にも出させてもらいましたけど、なんか家帰って自分が出ているのを見ても、すごく他人のように思う部分もあって。実感は、正直まだなくて。なんか変わらないとなって思う部分も、もちろんあるんですけど。曲を作る上で、応援してくれる人も増えていますし、そういうところに向けて書いていくものは変わっていくんだろうなとは思うんですけど。素の部分や本当の自分とかは、あんま変わってないなって思います。
(友田の話に戻して)それこそ優勝した後のインタビューとか、どっしり構えているなっていう印象だったんですよ、最初。でも、きょう話聞いてみると、どっしり構えてるんじゃなくて、別に構えていないんじゃないかなと。修行しまくった師匠みたいな(笑)。僕もけっこう言われるんですよ。芸歴でいうと3年目とかなんですけど、なんかどっしり構えてちゃんとなんか受け答えできるね…みたいなことを言っていただいて。これがもし、ちゃんと努力して何年も何年も蓄えてきた曲でやっと紅白ってなるとめっちゃ構えちゃうと思うんですけど。偶然ポンって出させていただいて、そのまま…ってなったので、型もないまま出られているっていうのが、ちょっと似ているのかもしれないですね。
【友田】
「辛い食べ物節」なんて、ライブでやっていた時とかは、ほかの芸人さんたちからも「バカなネタやってるな」という反応で、お客さんにもハマらない時も全然あるぐらい感じだったんですけど、『R-1』当日にめちゃくちゃハマって…。いろんな運やめぐり合わせがあったなと思います。
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