“社長令嬢”桜田ひより&“誘拐犯”佐野勇斗が“逃亡劇” 『ESCAPE』ポスタービジュアル…

2025/09/22 05:00 

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『ESCAPE それは誘拐のはずだった』ポスタービジュアル(C)日本テレビ

 俳優の桜田ひよりと佐野勇斗(M!LK)がW主演を務める、日本テレビ系水曜ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(10月8日スタート、毎週水曜 後10:00)のポスタービジュアルが22日、公開された。

【写真】手錠でつながれ…社長令嬢と誘拐犯の桜田ひより&佐野勇斗

 本作は、完全オリジナル脚本で描く“予測不能な逃亡劇”。人質の社長令嬢・八神結以(桜田)と誘拐犯・林田大介(佐野)の2人が逃避行を始めたことで、「それは誘拐のはずだった」のサブタイトルが示すように、思わぬ事態に巻き込まれていく。張り巡らされる包囲網と迫りくる数々の追っ手。2人は一体何から逃げ、どこに辿り着くのか。心震わすノンストップヒューマンサスペンスドラマとなる。

 今回公開されたポスタービジュアルは、8月下旬に撮影が行われた。大企業の令嬢役の桜田は、鮮やかな青いドレスに身を包んで登場。その華やかさと美しさにはスタッフも思わず息をのんだ。佐野は、ドラマでは初めてとなる金髪、ピアス姿で登場。攻撃的な装いながら、いつもの明るさで現場を和ませた。数時間ではあったが集中した時間を過ごした2人。撮りあがったスチールを見て、キャスト、スタッフともに手応えを感じた様子。最後は拍手で撮影を終えた。

 そして、できあがったポスタービジュアルでは、ネオン輝く繁華街を舞台に桜田と佐野が手錠で拘束し合い逃げる姿が描かれている。“車の中から逃げる2人を捉えた視線”の主は、意味深な表情を浮かべる6人の誰かのものなのだろうか。想像力をかき立てるビジュアルとなっている。

 さらに、10月8日初回放送当日、100人限定で先行試写会が開催されることが決定。そして、午後8時からは、桜田、佐野らキャストが多数登壇しての制作発表会見をYouTubeライブで配信することも決定した。

【コメント全文】
■勝俣美保氏(デザイナー)
――今回のポスターのコンセプト
台本を読んで、行き着いた先にある自由を手に入れることよりも、本当に逃亡中なの?というぐらい2人が楽しんでいて、経験できなかった青春を取り戻しているところに、このドラマの最大の魅力があると思いました。いろんなシチュエーションを考えましたが、「逃亡劇」だということを視聴者に伝えるには、「逃げる姿を描く」ことが、一番分かりやすいサインになります。だからこそ、ポスターも「必死に逃げているけど、どこか青春を感じる」をテーマにしました。

また、シンプルに逃げているシーンを切り取るのではなく、1枚隔たりを作ることで、よりシネマティックに感じさせたいと思い、「車の窓から見たアングル」に挑戦しました。手を伸ばせば届きそうなのに、届かない。それが見る人にもどかしさを感じさせ、さらに車の窓で視界を狭めることで、2人を際立たせています。

――今回ポスターデザインを担当してみての感想(苦労された点など)
今回、一番気をつけた点は、恋愛ドラマ感の払拭です。男女が逃げている時点で、ある程度恋愛ドラマのように見えてしまう部分はあります。ですが、今回に関しては、恋愛要素よりもハラハラするエンタメ感と人間ドラマを感じさせたいと思いました。

2人の表情や、どこを逃げているか、色味をどうするか。付け足す要素によってポスターの雰囲気が180度変わっていきました。ほかの出演者の皆さんの表情も、見る人によって感じ方が違うかもしれません。ぜひ、ドラマをみた後にもう一度ポスターを見て、登場人物たちがどんな思いを抱えているのか、想像してみてほしいです。
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