米大リーグの今季王者を決めるワールドシリーズ（ＷＳ）は、ニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・ドジャースによる４３年ぶりの対決が決まった。東西両海岸の人気チームの組み合わせとあって、再販市場では１席２万５０００ドル（約３７５万円）の席もあるなど、チケット価格が高騰している。

　米メディアによると、ドジャースはＷＳ進出決定に先立ち、１７日にホームゲームのチケットを販売。価格は１席８００ドル（約１２万円）以上（ＷＳ進出を逃せば払い戻し）だったが、即日完売していた。

　２０日にＷＳ進出が決まると、ＭＬＢ公式の再販サイト「シートギーク」でのチケット売買が活発になっている。ドジャースタジアムで２５日に行われる第１戦では、最も安いチケットでも１席１２１０ドル（約１８万１５００円）の値が付く。ドジャースのベンチ裏の席は２万５０００ドル以上になっている。【ワシントン秋山信一】