川崎のJFEスチール転落事故 行方不明男性の捜索を再開

2026/04/08 11:06 

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 川崎市のJFEスチール東日本製鉄所の敷地内で7日、クレーンの解体中に男性作業員5人が転落し、うち3人が死亡した事故で、神奈川県警などは8日、行方不明になっている40代の男性作業員の捜索を再開した。男性は海に転落したとみられ、上空や海上から捜している。

 県警は8日、死亡した3人のうち2人は、千葉市稲毛区山王町の会社員、千葉ケン志朗さん(19)と同市緑区土気町の会社員、小池湧さん(29)と明らかにした。

 事故は7日午後4時20分ごろ、川崎市川崎区の臨海部にある工業地域で発生。大型クレーンは船の積み荷を移動するもので、当時はクレーンの上部に設置された筒状の重り(約500トン)を解体していた。

 県警などによると、この重りが何らかの原因で落下。作業員5人は、重りの上で重機を操作するなど付近で作業中だったといい、重りの落下に巻き込まれて転落したとみられる。クレーンのそばに組まれていた高さ30~40メートルほどの足場も崩落した。

 重りが落下した衝撃で、土台の桟橋に穴が開き、海面が見える状態になった。行方不明の作業員は重りごと落下し、海に落ちた可能性があるという。

 県警や川崎海上保安署は、8日午前7時ごろから捜索を再開。ヘリコプターや巡視船で、上空や海上から手がかりを捜した。川崎市消防局の職員は、地上から海上を確認した。【真栄平研、矢野大輝、清水夏妃】

毎日新聞

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