ニューイヤー駅伝 SUBARU 1区はパリ五輪入賞の三浦龍司

2024/12/31 11:30 

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 「ニューイヤー駅伝2025inぐんま 第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会」(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社、群馬県など共催)は25年元日に開催される。30日は前橋市で監督会議があり、県勢のSUBARU(スバル)など予選を勝ち抜いた各チームのオーダーが決まった。奥谷亘監督は「注目を励みに、のびのびと楽しく上位で走りたい」と意気込んだ。

 4年連続24回目の出場となるSUBARUのオーダーは1区=三浦龍司▽2区=清水歓太▽3区=山本唯翔▽4区=ロノ・シャドラック▽5区=口町亮▽6区=川田裕也▽7区=並木寧音――の各選手。

 1区は今夏のパリオリンピック陸上男子3000メートル障害で2大会連続入賞を果たした順天堂大出身の新人、三浦が担い、最長区間21・9キロの2区は前回大会と同じ清水が務める。3区は23、24年の箱根駅伝で山登りの5区を走って区間記録を更新し、「山の妖精」とも呼ばれた城西大出身のルーキー、山本唯翔が走る。奥谷監督は「1区三浦の出来が重要。大事な2、3区でどれだけ戦えるかが勝負の鍵になる」と話す。

 チームの目標は3位以内に入り表彰台に上ることだ。奥谷監督は「メンバーの調子は上々。今後優勝を狙うチームになるために、周囲に引けを取ることなく走りたい」と話した。

 注目チームの選手を集め、県庁で行われた30日の記者会見では、SUBARUから三浦が参加。三浦は「区間賞を狙った走りでチームに勢いをつけたい」と意気込みを語った。また、共愛学園の児童から「走ることが好きになったきっかけは」「苦手な食べ物は」などの質問があり、選手たちが笑顔で答える場面もあった。

 号砲は午前9時15分。県庁を発着点に7区間100キロの上州路を駆け抜ける。【加藤栄】

毎日新聞

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