全国高校野球選手権は２３日に日大三（西東京）－沖縄尚学の決勝があり、準優勝となった日大三の選手たちは試合後、グラウンドから阪神甲子園球場の四方に向かってあいさつした。

　優勝した沖縄尚学の校歌が流れた後、日大三の選手たちは自校の応援団が詰めかけた一塁側アルプススタンドに向かって一礼した。

　その後、外野スタンド、沖縄尚学側の三塁側アルプススタンド、さらにバックネット側を含む内野スタンドに向かってもあいさつした。

　あいさつの後はその場で崩れ落ちて涙を流す選手もいたが、満員となった球場全体から温かい拍手が送られた。【吉川雄飛】