『Fate/Zero』2025年に東京・大阪で舞台化決定 虚淵玄氏が自ら脚本監修【コメント…
『Fate/Zero』2025年に舞台化決定(C)Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC(C)ミュージカル「Fate/Zero」製作委員会
【画像】かっけぇ!ランサー登場 公開された新ビジュアル2枚目
2004年にシリーズの原点であるPCゲーム『Fate/stay night』が発売されて以来、数多くの派生作品や多岐にわたるメディアミックス展開で、20年に渡り愛され続けるFateシリーズ。『Fate/Zero』は『Fate/stay night』の前日譚として2006年に刊行された虚淵玄によるスピンアウト小説で、2011~12年にはTVアニメ化された。
今回上演されるミュージカル版では、作者・虚淵玄氏が脚本監修を務め、舞台作品を中心に幅広く活躍する西森英行氏が脚本・演出・作詞を手掛ける。その他のクリエイターやキャスト情報、公演期間などは後日公開するという。
■虚淵玄氏コメント
ずっと以前、まだ今とは違う形の野心と情熱に駆り立てられていた頃の作品を、こうして再び観客の皆様の元へとお届けできるというのは大変に嬉しい出来事で、まるで私自身までもが若返ったかのような気分にさせてもらえます。
Fate/Zeroは私にとって大きな節目となった小説で、今日に到る虚淵玄はこの作品あってこそ、と言っても過言ではありません。それがこの令和の時代に新しい形で生まれ変わるという期待感に、胸が高鳴っております。
■西森英行氏コメント
『Fate/Zero』は、伝説の作品。
数百年後の後世にも、古典として語り継がれるであろう傑作である。
鬼才として名高い虚淵玄さんの筆致は深淵なる「文学」。
描かれているのは、シェイクスピアや近松門左衛門にも比肩する鮮烈な人間群像劇だ。
『Fate/Zero』をミュージカルに。
「正義とは何か」「王とは何か」「神の沈黙」「世界の救済」。
切嗣やセイバー、聖杯戦争を生きる登場人物たちが紡ぐテーマは旋律となり歌となり、重奏的に、私たちの生きる「世界の有り様」を映し出すだろう。
伝説と言われる作品を描くのであれば、伝説の舞台として応えなければならない。
才能に溢れたキャスト陣。見識豊かなスタッフ陣。
目指すのは、ジャンルの境界を超える創造的なミュージカル。
持ちうる全ての力をかけて、今、この作品に挑もうと思う。
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