Travis Japan宮近海斗&葵わかな、ドラマW主演 『ホンノウスイッチ』実写化で“幼…
オシドラサタデー『ホンノウスイッチ』に出演する(左から)葵わかな、宮近海斗(C)テレビ朝日
【原作】距離感にキュン…『ホンノウスイッチ』書影
ゲーム会社で働くプランナー・秋山聖(あきやま・ひじり)を演じるのはドラマ初主演の宮近。一途にヒロインを想い続ける聖に息を吹き込む。ヒロインを優しく見守り、包み込む一途な聖は、まさに理想の幼なじみであり、憧れの彼氏。この冬、小和を優しく包み込む聖そのものの親近感あふれる笑顔で全女性を魅了する…“国民の幼なじみ”が誕生する。
一方、葵が演じるのは、聖の幼なじみで同じビルにある別のゲーム会社でプランナーとして働く星小和(ほし・こより)。今作では幼い頃からずっと一緒にいる大切な存在・聖との遅れてきた初恋に一喜一憂する愛すべきヒロインとして、等身大のキャラクターにふんする葵の、くるくると変わる小和のキュートな表情にも注目だ。
物心つく前からお隣同士、26年間家族のように過ごしてきた幼なじみの聖と小和。聖は、幼い頃から小和に淡い恋心を抱いていたが、大人になった今も自分の気持ちにフタをして幼なじみのまま現状維持中。一方小和は、中学時代、聖と彼女が別れた瞬間、目も合わさない関係になったのを目の当たりにし、“こんなに簡単に関係が途切れてしまうなんて怖い”とショックを受ける。
同時に、聖と付き合ったとしても、別れて離れてしまうことになるならば、一番近くて安全な位置にいようと、密かに自覚し始めていた聖への気持ちを封印。一生仲の良い幼なじみでいることを決意。そんな2人は、26歳になった現在も変わらない関係を続けていたが、ある朝、目を覚ましたら…裸同然の姿で同じベッドで寝ていて――。そんな衝撃的なシーンで幕を開ける。
前夜、彼氏にフラれた小和を慰めるべく、ヤケ酒に付き合うことになった聖。愚痴を聞き、慰めるうちに聖が長年胸に秘めていた小和への想い、いわば“ホンノウスイッチ”がONになり、とうとう一夜を共に。聖は酔った勢いではなく、ずっと好きだったと伝えようとするのだが、そんな聖とは逆に、我に返った小和は激しく動揺。“一生幼なじみでいる”と決めたのに、とんでもないことをしてしまったと頭を抱える。その挙げ句、「なかったことに!」と、思わず土下座する。
小和との関係を一歩進めたい聖と、幼なじみという立場を死守したい小和。一途に小和を想い続ける聖は、今の関係を崩す勇気が持てず、かなり“こじらせ”ている小和に、じらされてしまうことに。はたして、2人の恋の行方は――。じれったくてキュンとする、そしてなんだかほっこりする。この冬、聖と小和が繰り広げるピュアで一途な“大人の初恋”が幕を開ける。
原作のKUJIRA氏は「ドラマ化していただくことになりました。これも読んでくださった読者の皆さま、連載当初より関わってくださった方々のおかげです。漫画と同じようにドラマでも聖と小和の可愛いやり取りにキュンキュンしてもらえたらうれしいです。宮近さんが演じる聖、葵さんが演じる小和に画面を通して会えることとても楽しみです」と期待を寄せている。
■キャストコメント
▼宮近海斗
――本作に出演が決まった際のお気持ちは?
とても光栄な機会をいただき、すごくうれしかったんですが…。実は最初、マネージャーさんから「ドラマ決まりました」とだけ、サラッと聞いたんです。僕、実は今回がドラマ初主演なので、もうちょっとだけ、ホントにもうちょっとだけでいいんですけど、盛り上げてほしかったです(笑)。オシドラサタデーという、いろんな方が注目してくださる枠で主演させていただくので、全力で演じたいと思いました。ファンの皆さんにも喜んでいただけたらうれしいですし、一緒に盛り上がりたいですね。
――原作は大ヒットコミックですが、お読みになられた感想は?
いろんな方がこの作品のトリコになるというか、ファンになる気持ちがすごくわかりました。仕事で目まぐるしい日々を送っていたり、いろんな状況の中で、『ホンノウスイッチ』を読むと、そこには素敵な世界が広がっていて…。聖と小和の愛の形がすごくまっすぐで、本当に現実逃避させてくれるような、キラキラした気持ちになれたんです。そういう気持ちを、絶対にこのドラマを通して、視聴者の方に100%届けなくちゃいけないなと感じました。
――葵さんとはドラマ『インフルエンス』以来の共演ですが、どのような印象をおもちですか?
『インフルエンス』では、ほぼ一緒のシーンがなかったんです。そして葵さんが演じられていた役がめちゃくちゃ怖かったんですよ(笑)。どんでん返しのキーパーソンで…そういう意味でも、すごいお芝居をされる方だなと、リスペクトしています。今回はお互い等身大のキャラクターですし、ピュアな恋愛模様が描かれるので、また違ったお芝居が見られるのかなと楽しみです。先日、ご一緒した取材中に趣味や好きな食べ物などを知って、俳優の葵わかなさんではなく、ひとりの人として親近感が湧きました。
――ご自身が演じる秋山聖はどんなキャラクターだと思いますか?
聖は僕と同世代なので、成長していく段階やバックボーンに関しては重ねやすいと思います。聖は幼なじみの小和にずっと恋をしていて、しかもそれを隠してきたんです。でも、あることをきっかけにその気持ちを伝えようと“スイッチが入る”という展開なんですが、幼なじみという関係と、その幼なじみに恋をしていたという経験が自分とは重なっていないんです。スイッチがどう入るのか、どう気持ちを伝えるのかという点が肝だと思うので、その部分は新たに模索していかなければならないな、と思っています。
聖の優しさや、小和に対してまっすぐなところ、その人のためを思って行動するところは、すごく素敵だと思いますし、そういう彼の人柄をリスペクトしているので、僕自身の良いところをひとつでも磨きながら投影できたら、聖と自分をより重ねていけるんじゃないかな、と考えています。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
まぶしすぎるほどの聖のまっすぐな気持ちと少しもどかしい気持ちの伝え方、そんなじれったさとキュンキュンする気持ちを、このドラマを通して皆さまに楽しんでもらえるよう精一杯向き合いたいと思います。土曜の夜、観てくださる方々が日々を過ごす楽しみの一つになるように、仕事やいろんなことを頑張っている人たちの癒やしになる素晴らしい作品を作れるように、そして皆さんに素敵な気持ちになってもらえるように、聖のようにまっすぐに頑張ります。楽しみにしていてください。
▼葵 わかな
――本作に出演が決まった際のお気持ちは?
すごく温かいラブストーリーですし、私は恋愛ドラマの経験がそんなに多くないので、自分の中でも“すごいチャレンジになるな”と思いました。人気のある枠で、楽しみにしてくださる方が多い時間帯のドラマなので、観てくださる方にしっかりと思いを届けられるような作品になったらいいなと思います。
――原作は大ヒットコミックですが、お読みになられた感想は?
たとえば寝る前やお風呂に入っている時など、ふとした時についつい読んでしまう作品で、私も気づけばサクサク読んでいました。聖と小和の関係性が“憎み憎まれ”という感じではないですし、読んでいると心が温かくなって、2人の純粋な恋愛にすごく憧れてしまうんです。そこがこのお話の素敵なところだなと思ったので、その空気感をドラマでも表現できたらいいなと思います。
――宮近さんとはドラマ『インフルエンス』以来の共演ですが、どのような印象をおもちですか?
『インフルエンス』での宮近さんは結構ヘビーな役で、唯一の共演シーンも宮近さんが暴力を振るっているのを私が見ているというものでした(笑)。でも出来上がった映像を見ると、空気感も含めて雰囲気のある方だな、すごく素敵なお芝居をされる方だなという印象だったので、今回ご一緒できると聞いたときはワクワクしました。あと先日、たまたまテレビでダンスを踊ってらっしゃるのを見て、ヘビーな役とのギャップに驚きました(笑)。そして今回お会いして、すごくフラットで穏やかな方だなと思いました。これからもっといろいろな面を知っていけたらいいなと思っています。
――ご自身が演じる星小和はどんなキャラクターだと思いますか?
小和のハッキリとものを言うところや、しっかりした意見をもっていそうなところは自分と少し似ているのかなと思います。小和はすごくボーイッシュなんですが、悩み過ぎて動けなくなってしまったりする部分は、等身大の女の子なんですよ。もしかしたら聖と一緒に育ってきたから、ちょっと男の子っぽいところがあったり、ゲーム好きな聖の影響を受けて小和もゲーム会社に勤めたり…そうやってお互い影響を受けて成長してきたのかなと想像すると面白いですよね。小和はこれまでどんな人と付き合ってきたのか、どういう恋愛観なのか…そういうことを考えたら、なぜ聖とはフィットするのかなど、何かヒントがあるのかもしれないなと思ったので、これからもっといろいろと考えていきたいです。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
聖と小和の幼なじみ同士の温かい関係や、大人だからこそ悩んだり、お互い好きだからこそ悩み過ぎて動けなくなってしまうところなど、共感していただけるエピソードが詰まっていると思います。見てくださる方が一緒にヤキモキしたり、喜んだり、2人を応援してくださったり、一緒に進んでいけるドラマになったらうれしいです。いい作品をいい空気感でお届けできるように一生懸命頑張ります!
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