坂東龍汰、単独初主演映画に感無量「強く生きていこうと思える映画」

2025/01/18 15:57 

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映画『君の忘れ方』公開記念舞台あいさつに登壇した坂東龍汰 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の坂東龍汰(27)が18日、都内で行われた映画『君の忘れ方』公開記念舞台あいさつに登壇。映画単独初主演を務めた本作への思いを語った。

【写真】舞台上で感謝の抱擁を交わした坂東龍汰&南果歩

 坂東は本作について、「脚本読んだ時、登場人物一人ひとりの人生を、読み手に想像させる余白がある脚本だなと思いまして。いろんなところで心が動いて、感動しながら最後まで読ませていただきまして、読み終わった後にふとこの昴という役を自分がやるのかと、責任の重さを感じたのを覚えています」と話した。

 撮影を振り返り、「撮影中は、昴と同じように僕自身もメンタルが落ちるときも上がるときもありましたし、いろんな山を登っては降りてを繰り返して、旅に出ているような感覚でした。ときには混乱する瞬間もありましたし…昴を通して不思議な体験をしてしまったという感じです」としみじみ語った。

 最後に「見終わった後に、温かい風が心に吹き抜ける映画になったなと思います。明るい未来に向かって強く生きていこうと思える映画です」と胸を張った。

 本作は、大切な人の喪失からの再生を描いたヒューマンドラマ。森下昴(坂東)は付き合って3年が経つ恋人・美紀(西野七瀬)との結婚を間近に控えていたが、美紀が交通事故で亡くなってしまう。言葉にならない苦悩と悲しみの日々を過ごす中、母・洋子(南果歩)に促され、久々に故郷の岐阜へと帰省する。洋子もまた、不慮の事故で夫を亡くし、いまだに心に傷を抱えていた。悲しみは癒えないと思っていたが、ある不思議な体験を通して、昴は美紀の死と向き合っていくようになる。

 イベントには、西野、南、作道雄監督も登壇した。
ORICON NEWS

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