顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは6月2日、最新「2025年 インターネットバンキングランキング」を発表。【SBI新生銀行】が、2年連続総合1位を獲得した。総合2位には【八十二銀行】、【三菱ＵＦＪ銀行】が同点ランクインとなった。

おすすめのインターネットバンキングランキングTOP5（画像）

　「インターネットバンキングランキング」は、インターネットを通じて預金の残高照合、入出金照会、口座振替などのインターネットバンキングサービスを提供している銀行119社を対象に、そのサービスに1ヶ月1回以上ログインしている全国6,171人の回答を元にしている。

　2年連続総合1位となった【SBI新生銀行】は、全7項目の評価項目別では「サイトの使いやすさ」、「手続き」、「手数料」、「サポート体制」の4項目で1位に。特に「手数料（※1）」は、2016年から10年連続1位の高評価を得たほか、「サポート体制」は昨年に続き2年連続1位に。部門別では男女別「男性」、地域別「関東」、「近畿」、商品別「定期預金・積み立て」で1位を獲得した。

※1．2021～2023年は「ネットバンキング手数料」として発表

　実際の利用者からは、「条件に応じて振込手数料がかからない点が良い。振込やこれまでの利用内容の確認がスムーズにできる（50代・女性）」、「振込・定期預金の手続きなどオンラインで完結するから。サイト構成が直感的に使いやすい。ポイントプログラムがあり、達成するとボーナスがもらえること（40代・男性）」といった声が良い点として寄せられている。

　同点総合2位の【八十二銀行】は、前回の総合12位から大幅に順位を上げてTOP3入り。評価項目別では、7項目全ての得点が昨年より上昇、特に総合ランキングへの影響が大きい「サイトの使いやすさ」で3.0ptプラスと大きく得点を上げたことが、順位急上昇の要因の1つとなった。また、長野県に本社を置く同社は、域別部門「甲信越・北陸」でも1位と、地場に根付いた高い評価を得ている。

　一方の【三菱ＵＦＪ銀行】は、前回の総合5位から上昇しTOP3入り。地域別部門「東海」では1位となっている。

　なお、総合4位には【埼玉りそな銀行】と【横浜銀行】が同点でランクイン。【埼玉りそな銀行】は、評価項目別「手続き（※2）」、「付帯・連携サービス」、「システム・セキュリティ」の3項目で1位に。また、評価項目別「アプリの使いやすさ」は、総合6位の【福岡銀行】が2年連続1位を獲得している。

※2．評価項目別「手続き」は総合1位の【SBI新生銀行】と同点1位

【2025年 おすすめのインターネットバンキングランキング】
（オリコン顧客満足度(R)調査）

1位 SBI新生銀行 72.0点
2位 八十二銀行 70.9点
2位 三菱ＵＦＪ銀行 70.9点
4位 埼玉りそな銀行 70.8点
4位 横浜銀行 70.8点

※6位以降、評価項目別・部門別の各ランキング、調査概要等は「オリコン顧客満足度(R)」公式サイトをご覧ください。

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