ピース又吉『べらぼう』に出演決定 「貴重な機会」狂歌四天王の一人を演じる

2025/06/28 16:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

宿屋飯盛/又吉直樹

 俳優の横浜流星が主演を務める、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の新たなキャストとして又吉直樹(ピース)の出演が決定した。

【写真多数】豪華…!新キャスト11人を一挙紹介

 放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。

 又吉直樹が演じる宿屋飯盛は、日本橋で宿屋を営んでいたことが狂名の由来とされる。 狂歌集の編集・出版で蔦重(横浜流星)と協力し、天明8年には、歌麿(染谷将太)とともに狂歌絵本『画本虫撰(えほんむしえらみ)』を刊行し、狂歌師の地位を不動のものにした。蔦重が亡くなった後、蔦重の墓に碑文を残す。

■コメント
江戸狂歌文化の礎を築いた宿屋飯盛。自らの職業を読み込んだこの狂名が、なんとも楽しいですね。現代に置き換えるなら、「定食屋厨房」や「酒場店長」といったところでしょうか。言葉遊びと向き合いながら、風刺の眼を研ぎ澄ませていたのでしょう。このたびは貴重な機会に恵まれましたので、飯盛の感覚に少しでも触れてみたいと思います。
ORICON NEWS

エンタメ