俳優・斎藤工（43）が主演し、子役の永尾柚乃（8）と共演するドラマ『誘拐の日』（毎週火曜　後9：00）の第2話がきょう15日に放送される。

【場面写真】8歳とは思えない演技力…多言語で長ゼリフを披露した永尾柚乃

　本作は“心やさしきマヌケな誘拐犯”ד記憶喪失の天才少女”という奇妙な凸凹バディが次々と襲いかかる危機を乗りこえながら犯人捜し＆逃亡劇を繰り広げる、巻き込まれ型ヒューマンミステリー。

　初回では、斎藤演じる主人公・新庄政宗が、心臓病の娘・芽生（日下莉帆）の手術費用を確保するため、妻・汐里（安達祐実）に押し切られる形で裕福な病院長の娘・七瀬凛（永尾）を誘拐するところからはじまる。しかし、凛は記憶喪失になっていることが判明。新庄はとっさに自分がパパだとウソをついてしまい、以来、“父親役”を演じるハメに…。さらに、凛は博識で発想も鋭く、多言語を操る天才児であるとわかる。

　そんな中、凛の両親である院長夫妻が何者かに殺害され、誘拐はともかく、身に覚えのない殺人容疑までふりかかってしまった新庄。警察はもちろん、なぜか凛を狙う正体不明の男にも追われ、凛とともにハラハラドキドキの逃亡生活になだれ込むまでが怒涛のごとく描かれていった。

　そして第2話では、「そろそろ本当のことを話して」と凛に問い詰められた新庄が、ついに真実を白状。芽生の治療費を工面するために、裕福な病院長の娘である凛を誘拐したこと、そして凛の両親が何者かに殺害されたことを打ち明ける。

　自分を取り巻く状況を知った凛はショックを受けながらも、新庄と別れ、警察に助けを求めようとするが、その直前、誘拐された日の記憶を一瞬、取り戻してがく然とする。あの日、“何か”から必死に逃げていた凛が目にしたのは、パトカーの灯だった。ということは、犯人は警察の人間なのか。警察すら信用できなくなった凛は、新庄とともに再び逃亡を続けることにする。

　そんな中、自分の誘拐を計画したのが汐里であることを知った凛は、彼女に会うため新庄とともに芽生の病室へ。しかし、病院には警察が張り込んでいて…。凛の機転でいったんは警察を出し抜くも、2人は所轄の刑事・須之内司（江口洋介）、北村高広（佐藤寛太）に追われ、病院内を激走。はたして2人は逃げ切ることができるのか。

　一癖も二癖もあるキャラクターが入り乱れる本作、第2話からは強欲な病院副理事長・七瀬富雄（長谷川初範）、その秘書を務める冷徹な顧問弁護士・山崎忠（深澤辰哉／Snow Man）、謎の医学博士・水原由紀子（内田有紀）らミステリアスな面々が本格登場。彼らはそれぞれ、敵なのか味方なのか。徐々にその謎が明らかになっていく。

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