『オーレンジャー』宮内洋がメッセージ「誇りに思います」 オーレッド役・宍戸マサル“ド派手”…

2025/08/03 16:47 

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『超力戦隊オーレンジャー放送開始30周年記念!オレたち、永遠のオーレンジャー!』にメッセージを寄せた宮内洋 (C)ORICON NewS inc.

 1995年3月から96年2月までテレビ朝日系にて放送された、スーパー戦隊シリーズ『超力戦隊オーレンジャー』の放送30周年を記念した、スペシャルイベント『超力戦隊オーレンジャー放送開始30周年記念!オレたち、永遠のオーレンジャー!』が3日、都内で行われた。三浦参謀長役を務めた宮内洋が、VTRでメッセージを寄せた。

【動画】30年前の衣装で…『超力戦隊オーレンジャー』5人が登場

 星野吾郎/オーレッド役の宍戸マサル(当時は宍戸勝)、四日市昌平/オーグリーン役の正岡邦夫、三田裕司/オーブルー役の合田雅吏、二条樹里/オーイエロー役の麻生あゆみ、丸尾桃/オーピンク役のさとう珠緒(当時は珠緒)が登場し、変身ポーズを披露。当時の役衣装で登場した5人に、黄色い声援が飛んだ。

 イベント冒頭のトークセッションでは、宍戸と宮内の当時のツーショットが。宍戸が「撮影の合間、昼休みとかだと思うんですよね。宮内さんが来たので、ちょっと写真を撮ってもらおうと思って」となつかしみながら「ちょっと、オレがビビってる顔をしているね」とにっこり。合田が「怒られたわけではない(笑)?」と合いの手をいれると、宍戸が「怒られたのは(さとうを指しながら)この人(笑)。桃が、なにかやらかすと、彼女は怒られずにオレが怒られる」と笑わせた。

 リキ/キングレンジャー役の山口将司が登壇。アクションシーンへの本音として「(当時)中学1年であれだけのナパーム(爆破)をやられるかな(笑)」と振り返ると、宍戸がすかさず「ナパームは『オーレンジャー』特に多かったんですよ、参謀長がいたからね」とニヤリ。「(宮内が)オレのところにきて『吾郎、あれじゃ(ナパーム爆破が)少ないから、オレが言ってくるからな』って。オレも、嫌ですって言えないじゃん。そうしたら、スゲ~の」と衝撃の演出を振り返った。

 ナパーム爆破をめぐっては、放送されなかった幻の撮影もあったそうで、宍戸が「ナパームは、オレの友達」と“豪語”。合田が、そのてん末を明かし「爆発する順番があって、そこで自分たちも走っていくんですけど、隊長がちょっと気合が入りすぎて、若干コースを間違えた」と話すと、宍戸が続けて「コースを間違えて、ナパームの中に入り込んだら、爆発したところに入り込んだから。周りを見たら『炎の中って、こんな感じなのか』って(笑)。スローモーションなの。プラネタリウム的な感じ」とあっけらかんと話したが、実際に炎の中から出てきた宍戸は、前髪とまつ毛が燃えていたと明かされていた。

 イベント中盤、スクリーンに宮内の姿が映し出されると、会場から大きな拍手が。「『超力戦隊オーレンジャー』30周年おめでとう!諸君の、今もヒーローの心を持ち続けていることに対して、私は誇りに思います」と切り出すと「いやー30年ですか」としみじみ。「実はね『秘密戦隊ゴレンジャー』が50年で、私は今イベントをやっているんだ。諸君も、50周年に向けて大いに頑張ってもらいたい。会場のみなさん、本日はありがとうございます!どうぞ、大いに盛り上がって楽しんでいただきたいと思います」と呼びかけていた。

 主題歌「オーレ! オーレンジャー(超力戦隊オーレンジャー)」を担当した速水けんたろうも登場し、ファンとともに熱唱。リキ/キングレンジャー役の山口将司、竹本昇監督も登壇した。
ORICON NEWS

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