乃木坂46久保史緒里、井上和の涙に寄り添い語った“使命”「いなくなったあとに何を残せるか」…

2025/08/08 12:00 

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『乃木坂、逃避行。SEASON3』に出演する乃木坂46久保史緒里&井上和

 アイドルグループ・乃木坂46のメンバーが2人1組で1泊2日の旅をするドキュメントバラエティー『乃木坂、逃避行。SEASON3』#6が、8日から映像配信サービス「Lemino」で独占配信される。今回は3期生・久保史緒里&5期生・井上和の逃避行の後編を届ける。以下、ネタバレを含みます。

【写真】センスが光る金箔張りに挑戦した井上和&久保史緒里

 久保が大河ドラマ『どうする家康』(2023)で五徳役、井上が『豊臣兄弟!』(2026年放送予定)で茶々役を演じる大河コンビの2人が今回向かったのは新潟県。後編は、1日目夜の2人きりまったりトークから始まる。

 久保は井上に対して“母”のような感情を抱いているというが「自分がめちゃくちゃ甘えん坊だったから、こうなるとは思ってなかった」と打ち明ける。「でも和はちょっと特殊かも」と話す先輩に、井上は「久保さんほど個として心配してくれる人が多くないからうれしいなと思います」と見つめる。

 加入してすぐからグループのセンターを任されてきた井上に、久保は「分かってあげられない悩みが多すぎるなっていまだに思う。これだけ話は聞くけど、経験知的にもっと和に寄り添える先輩たちはいると思う。だから、せめて母でいようって気持ち」と正直な思いを吐露。そんな久保の包み込むような優しさに、井上も「相談した時にちゃんと向き合ってくれるから好きです」と純粋な愛を伝えた。

 三期生は10年目に突入するタイミングだが、久保が「先輩の卒業ってどう見えてるの?」と尋ねると、井上はさまざまな思いがこみ上げ涙がこぼれる場面も。「なんか…怖いんですよ…」「先輩の卒業がいやだなって思います」と本心を打ち明ける。

 自分たちも通ってきたその思いに、久保は「自分たちがいなくなった後に何を残せるか。それは、いまの五期生の気持ちを楽にしてあげることが大きいなと思ってて。三期生がいなくなって不安に思うのであれば、それは私たちの責任でもあるから。全部を自分たちのせいだと思わないでいい」と、いまやグループの一番先輩と言う立場になった思いをつむぐ。井上が「優しい…」と口に出すと、久保は「優しいっていうか…もう使命」とほほ笑んでいた。

 そんな久保に、井上は自分が描いたという久保の油絵をプレゼント。「いつもありがとうございますと思って書きました」と感謝のこもった絵に「この一枚でヤバいくらい愛が伝わる!」と絵を抱きしめた。

 そんな二人きりの夜は明け、2日目はまず佐渡名物のたらい舟へ。きれいな海を満喫すると、お昼ご飯は佐渡の海の幸を堪能できる寿司民宿を訪れる。久保は2日連続のお寿司、そして井上は海鮮丼をチョイス。食事中にはなぜか学生時代に好きだった教科についての話題に花を咲かせた。

 そして、初日から行きたいと言っていた佐渡金山では、坑道内に設置されているボードで金山の説明や歴史のお勉強もしつつ進む。併設されている資料館では、井上の弟が言っていたという“純金のインゴット”についに遭遇。久保が持ってみると全く持ち上がらず、それを疑う井上も「本当に上がらない!」と笑い合う2人だった。

 そして、佐渡のラピュタと呼ばれる「北沢浮遊選鉱場」で旅の締めトーク。帰らなきゃいけないのが「寂しい」と声をそろえる2人は、初日からの旅の思い出を振り返る。「元々仲良しだと思っていたけど、心がいい意味でざわざわしなくなった」と久保。最初は気を遣っていたが、それが無くなったという2人の関係性に、井上は「誰よりも久保さんにそう言っていただけたのがうれしい」とにっこり。

 2人旅を通して、たまに出る井上の“天然”にツッコミながらも爆笑し、あたたかく見守る久保の姿が印象的だった今回の逃避行。さらに“母娘感”の強くなった大河コンビの今後の関係性にも注目していきたい。
ORICON NEWS

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