令和の『赤影』、闇姫役は山本千尋に決定 追加キャスト6人一挙解禁

2025/09/19 10:00 

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『仮面の忍者 赤影』追加キャスト解禁(C)テレビ朝日

 テレビ朝日は10月26日から新たな時代劇エンターテインメント『仮面の忍者 赤影』(毎週日曜 深0:10~0:40、関東ローカル・一部地域を除く)を放送する。EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹が主人公・赤影を演じるが、その宿敵・霞谷七人衆のひとり、闇姫役を山本千尋が務めることが決定した。

【全身ショット】個性的ジャケットで登場した佐藤大樹

 原作は『三国志』などで知られる漫画家・横山光輝の人気作品『仮面の忍者 赤影』。1967年に特撮時代劇としてテレビ化され、当時の子どもたちを夢中にさせた伝説のシリーズで、“スーパー戦隊の元祖”とも称される。今回の新ドラマでは、日本映画界を代表する三池崇史監督がメガホンを取り、戦国の世を舞台に忍法やVFXを駆使した怪獣との戦い、若き忍者たちの成長と絆を描く。

 天下統一を目指す織田信長の野望の裏には、決して歴史に記されることはない“忍”の存在があった。信長の天下統一を阻止するべく暗躍する、怪しい宗教“金目教(きんめきょう)”。それを支配する幻妖斎のもと、赤影たちを苦しめる幹部…それが“霞谷(かすみだに)七人衆”。

 闇姫を演じる山本は武術太極拳選手として世界ジュニア大会で金メダルを獲得するなど高い身体能力を誇り、令和のアクションヒロインとして数々の作品で活躍してきた。Netflix『今際の国のアリス』シーズン2や『アンダーニンジャ』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも圧巻のアクションを披露。今回は忍術アクションで妖しくも力強いダークプリンセスを体現する。

 霞谷七人衆にはほか、巨大な蟇(ガマ)を操る蟇法師(がまほうし)役に本山力、優れた変装術を使う・傀儡甚内(くぐつじんない)役に細田龍之介、怪力で鋼鉄の身体を持つ・鬼念坊(きねんぼう)役に勝矢、七人衆イチのスピードを誇り、身軽な戦闘スタイルの・悪童子(あくどうじ)役に元木聖也、下忍を率いる悪しき忍者・朧一貫(おぼろいっかん)役を劇団EXILEの小野塚勇人が演じる。

■山本千尋(闇姫役)コメント
――歴史ある『仮面の忍者 赤影』の闇姫役にオファーされた際の心境を聞かせてください。
まずは私の父が喜んでくれたのが印象的でした。テーマソングや「だいじょーぶ!」というキャッチーな言葉といった部分が鮮明に記憶に残っているようで、それだけその時代にワクワクときらめきを与えた作品なんだなと気の引き締まる思いでした。
オファーをいただいた後ですが、福本清三さんのドキュメンタリー番組を見ておりまして、そこには『RED SHADO 赤影』の現場で志強く撮影に挑む福本さんの姿がありました。このようなタイミングで私も『仮面の忍者 赤影』という作品に携われること、太秦で撮影ができることに感慨深いところがあります。
敵役で悪役なのですが、役柄とは反して私の心は生き生きとしており、演じていてこのうえない楽しさも感じつつ、もっと不気味に怖くしたいなという思いや、もっと消えてしまいそうな姿でいたいなという気持ちでおります。これから上がってくる台本も楽しみでなりません。

――三池崇史監督の世界観や現場の雰囲気はいかがでしょうか?
今作の衣装合わせで初めてお会いさせていただいたのですが、その際に三池監督が「影を作ろうと思ってね。見えるか見えないか、本当に生きているのか。そこにスゥーッと光が入ってきて…。そんな登場を考えていてね、闇姫の」とおっしゃっていました。以前より三池監督の作品はたくさん観させていただいておりますが、照明のこだわりや画のこだわりがとても美しくて大好きなんです。
だからお会いして最初の会話の中でお話ししてくださった監督に、初対面から心を鷲掴みにされました。
現場でも画の作り方、演者へかける言葉一つ一つから三池監督が楽しんで作っていらっしゃることが第一に伝わり、こちらもワクワクしますし、少しでも三池監督が描いている世界観に近づきたいという思いが強まっていきます。
本作を通して素晴らしい監督に出会わせていただけたこと、ご一緒させていただけたことに感謝と幸せをもって日々撮影に挑んでおります。

――主演の佐藤大樹さんの印象は?
多くの子どもたちが目指すアーティストと俳優、どちらでも活躍をされている方でありながら、根っからのお人柄の優しさやひた向きに努力する姿、さらに多方面において柔軟に受け入れられる心の強さと美しさが光っているのがとても印象的です。
ヒーローでいうレッド、物語でいう主人公を感じさせてくださる素敵な方です。見習いたいところがたくさんある座長のもとで、日々課題をいただきながら現場をご一緒させていただけていることにとても感謝しております。
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