杉咲花、大阪で誕生日サプライズ 自身の写真&“推しカプ”がデザインされた特注ケーキ登場

2025/10/06 09:47 

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映画『ミーツ・ザ・ワールド』舞台あいさつ in 大阪に登壇した(左から)板垣李光人、杉咲花、松居大悟監督 (C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会

 俳優・杉咲花が4日、大阪市内で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』(10月24日公開)舞台あいさつに登壇。共演の板垣李光人、松居大悟監督らから誕生日を祝福された。

【写真】「ここは杉咲さんしか食べられないですね」特注ケーキが登場

 芥川賞作家・金原ひとみ氏の同名小説を映画化。歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の主人公の新たな世界との出会いを描く。

 10月2日に誕生日を迎えた杉咲に対し、特別発注のケーキがサプライズで登場。ケーキには、主人公・由嘉里(杉咲)の写真や、劇中のオリジナルアニメ「ミート・イズ・マイン」の由嘉里の“推しカプ”がプリントされたクッキーがデコレーションされた。

 杉咲が「こんな立派なケーキをいただいちゃってうれしい」と喜ぶと、会場からは「花さんおめでとう!!」と祝福の声。由嘉里の写真入りケーキをみて、板垣は「ここは杉咲さんしか食べられないですね」と会場の笑いを誘っていた。

 映画について、杉咲は「由嘉里は自分の好きなものとか、自分の生き方をあまり母親に理解してもらえなくて、批判的な生き方を求められてしまったり、何か指摘されたり、抑圧されて息苦しさを感じてきた人。でもライに出会ったことでその立場が逆転して、自分の価値観を押し付けるようになってしまうところが描かれています。人の幸せを願うって何だろうっていうことを考えさせられます。どれだけ噛み合わないふたりでもなぜかひかれ合って共同生活をしているところを見ると、分かり合えない同士でも一緒に生きていくことはできるんじゃないかっていう祈りのようなものがこの映画には描かれている気がして、この映画なりの人間賛歌を受け取ってもらえたらうれうれしいです」と呼びかけた。

■ストーリー
擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも、自分のことは好きになれない由嘉里。27歳になって結婚・出産…と違う世界に次々と離脱する腐女子仲間をみて、このまま仕事と趣味だけで生きていくことへの不安と焦りを感じ、婚活を始める。しかし参加した合コンで惨敗。歌舞伎町で酔いつぶれていたところ、希死念慮を抱えるキャバ嬢・ライに助けられる。ライになぜか惹かれた由嘉里は、そのままルームシェアを始めることに。やがて、既婚のNo.1ホスト・アサヒ、人の死ばかりを題材にする毒舌作家・ユキ、街に寄り添うBARのマスター・オシンと出会い、歌舞伎町での生活に安らぎを覚えていく。そんな日々の中でもライのことが気がかりな由嘉里は、かつての恋人との確執が解ければ死にたい感情は消えるかもしれないと考え、アサヒやユキ、オシンに相談する。だが、価値観を押し付けるのはよくないと言われてしまう。それでもライに生きてほしいと願う由嘉里は、元恋人との再会を試みるが――。
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