「かわいい」「尊い」Xで話題の愛犬用スマート首輪、担当者が開発背景明かす

2026/08/21 16:32 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Pawlinqを着用したトイ・プードル

 RABOが開発した愛犬用スマート首輪『Pawlinq(パウリンク)』が、X上で話題を集めている。きっかけは一般人が自発的に発信した投稿。Xには「かわいい」「尊い」「仕事頑張れる」という声が挙げられている。オリコンニュースでは、反響を呼んだ同商品の広報担当者に開発の背景について聞いた。

【画像】センサーと犬専用AIで愛犬のコンディションを見守るPawlinq

 同商品は、首輪型デバイスとアプリが連携し、愛犬の日々のデータから行動やコンディションをAIが自動解析するサービス。高精度センサーと犬専用AIで、愛犬のコンディションを24時間365日見守ることができ、食べる・水を飲む、走る・歩く、睡眠・休息、身体を舐める、吠える、安静時呼吸数・体温変化が常時記録される。また、犬専用AIによって愛犬ごとの傾向や変化を多角的に分析し、普段との変化を検知して知らせる。

 外出時はスマートフォンと接続し、ルート記録だけでなく、「誰と散歩に行ったか」「散歩中の元気度はどうだったか」、さらには散歩後の体温変化などもレポート。散歩中の様子がデータで可視化され、終了時には専用項目ごとの詳しいレポートが閲覧できる。

 さらに、留守番モニター機能を搭載。留守中に吠えている時間や分離不安による大きな動き、バイタルサインの変動を検知して通知する。犬特有の心配事を可視化し、離れていても愛犬の様子を見守ることができる。

 同商品の販売開始は今年2月。2019年から愛猫専用の首輪型デバイス『Catlog(キャトログ)』を展開しており、ローンチ当初から犬用のものを求める声が寄せられていたそう。そしてローンチから6年弱。その間に蓄積した280億件以上の膨大な猫の行動データと、解析技術やシステム基盤を犬向けに応用できる土台が整い、提供を開始した。

 同社が開発で大切にしてきたのは、飼い主の「うちの子のことは自分が一番わかっている」という深い愛情を、データでさらに確かなものにすること。そして、「今日はよく寝ていたな」「少し寂しそうだったかな」など、日々の感覚が、確かな記録として残ることで、愛犬への理解もケアも一段深まっていくと考えているそう。

 同社広報担当者は、話題となった投稿に「今回のご投稿で多くの方が反応してくださった、吠えた秒数や毛づくろいの時間といった記録は、まさにその『なんとなく感じていたことが、確かな記録に変わる瞬間』です。ワンちゃんは24時間ずっとそばにいる存在ですが、近くにいるからこそ見えていない時間もあります。その見えていなかった時間が可視化されたときに、健康管理という文脈よりも先に『かわいい』『尊い』という愛情の言葉が出てきたことは、開発チームにとって何よりうれしい反応でした」と喜び、投稿者と関心を持つ人に感謝を示した。また、「サービス名の『Pawlinq』は、肉球を意味する“Paw”と絆を意味する“Link”を掛け合わせた造語です。データが飼い主さんと愛犬の絆をより確かなものにしていく──私たちが願っていたことが、こうした形で伝わったのだと感じています」とコメントを寄せた。

 投稿の反響で、在庫は完売。急ピッチで準備を進め、きょう21日から再販を開始したものの、残りわずかの状況で「引き続き、できる限り早くご用意できるよう努めてまいります」としている。
ORICON NEWS

エンタメ